■バックアップ統合管理のためにEMC Avamarを導入■
農業機械などでおなじみのクボタグループの情報システム会社であるクボタシステム開発株式会社は、製造業を中心としたソリューションを多数提供しているほか、クボタグループにおけるシステムの開発・運用・保守を一手に引き受けている。このたび同社では、バックアップの処理効率の向上と統合管理を実現するため、各サーバに対して個別に行っていたバックアップ環境を一新するために、データ重複除外バックアップ「EMC Avamar」を導入。さまざまなサーバOSが混在するマルチベンダー環境で、バックアップを一元化するとともに、重複除外機能でバックアップ時間を大幅に短縮できた。これにより、バックアップの運用・管理を簡素化するほか、コストの削減を実現している。
■製造に関するソリューションからシステムの運用・管理までを提供■
クボタシステム開発株式会社は、情報技術分野へ本格的な取り組みを推進するため、1987年に久保田鉄工株式会社(現 株式会社クボタ)の情報システム部門から分社独立したSIベンダーだ。「顧客第一志向」という方針の基、クボタグループの多岐にわたる事業経営を支えるシステム開発・運用で培ったノウハウを生かし、CAD・CAMをはじめとする研究・開発業務から工場における調達・生産・在庫・物流システム、さらには販売管理や営業支援まで製造業に必要なソリューションに加え、会計、人事・給与など製造業以外の幅広い業種に貢献できるソリューションを提供している。また、開発以外でもネットワークの構築やサーバ・セキュリティの構築・運用など、システムの開発から運用、保守に至るまでの一貫したサービスを展開している。
■バックアップ運用の統合化■
同社では、同社が管理しているサーバの運用標準化・効率化を目的として、運用の統合を進めており、改善のひとつとしてバックアップ管理の統合化が挙がった。従来のバックアップ環境では、サーバ導入時に各サーバ単位でバックアップソフトやバックアップシステムを用意し、バラバラに運用を行っていた。このようなバックアップ環境では、どのシステムがどのレベルまで正しくバックアップできているのかを確認することが困難であったため、各サーバのバックアップが確実に実施されていることが管理できるような統合的なバックアップ環境が必要であった。
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2012-10-31