多彩な移行ソリューションでユーザーの課題を全方位で解決
Windows Server 2003のサポート切れに際しては、同OSから新環境への移行をいかにスムーズに、無理なく行うかも、ユーザーにとっては大きな課題となる。
そのためHPでは、Windows Server 2003から新環境――具体的には、「Windows Server 2012（R2）」ベースの新環境への移行を支援する多彩なソリューションを提供している。
同社のアプローチの特色は、あらゆるユーザーの課題に全方位で対応することだ。
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例えば、Windows Server 2003環境を仮想環境（Hyper-Vベースの環境）に移行・集約させる、あるいは、Windows Server 2003ベースのファイルサーバーをWindows Server 2012 R2環境に移行させるといった具体的なプランをユーザーは少なくないだろう。HPでは、そうしたユーザーの状況やニーズに応じて、適切な技術支援を提供する体制を整えている。
また、ユーザーの中には、Windows Server 2003環境から新環境へのマイグレーションに関して、「検討すべき事柄も、何をどう進めて良いのかも分からない」、もしくは、「マイグレーションの方向性は見ているが、具体的な方針をどう策定していかが分からない」といった向きもある。そうしたユーザーに対しては、HPテクニカルコンサルティングによる「Windows Server 2003移行計画策定支援サービス」（下図参照）が用意されている。
このサービスは、現行環境の確認から移行方針／具体的な計画の策定までを細部に渡って支援するものだ。
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さらにHPでは、「Windows Server 2012マイグレーションプランニングサービス」（下図参照）の中で、パッケージ化された「アセスメント」サービスも提供している。こちらは、定型フォーマットを用いた簡易なコンサルティングサービスで、新環境（Windows Server 2012 R2環境）へのマイグレーションに向けた現状確認の支援が行われる。料金設定も「50万円から」と低価格だ。
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「Gen9」の発売を機にマイグレーションをさらに加速
Windows Server 2003から2012への移行に拍車をかけるべく、HPでは、上述したサービスのほかにも、さまざまなキャンペーンやプログラムを走らせている。
例えば、今年（2014年）10月2日、HP ProLiant サーバーの新シリーズ「Generation 9」（以下、Gen9）が日本で発売されたが、それを機に、HP ProLiant サーバーの割引販売キャンペーンもスタートを切った。これは、Windows Serverユーザーを対象にしたもので、キャンペーン期間は今年（2014年）10月2日から2014年12月26日の約3カ月間。内容は、キャンペーン対象のHP ProLiant サーバーが「希望小売価格の3割引」で販売され、HPがOEM提供するWindows Serverを購入した場合は、さらに5％の割引が適用されるというものだ。
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HPはまた、Windows向けの技術支援サービスとして、Windows Serverのインストール方法や機能の利用方法、不具合への対処方法などの問い合わせに対応するサポートサービスの提供を始めたほか、同じサービス・スキームの中で、「Windows OS&App」サポートも展開している。Windows OS&Appサポートでは、OSのみならず、「Exchange Server」や「SharePoint」など、Windows Server上でよく利用されるアプリケーションの問い合わせにも対応し、マイグレーションの相談も受け付けている。
さらにHPは、Windows Server 2003から2012環境への移行をともに推進するパートナーの開拓・支援にも力を注ぎ、「Windows Serverマイグレーションパートナー」制度も展開中だ。この制度を通じHPのパートナーとなった企業・組織に向けては、HP ProLiant サーバーが検証用に無償でレンタルされるほか、販促用チラシ／ブローシャの作成支援サービスも提供される。加えて、パートナーのSE／営業担当者に向けたハンズオン・セミナーをオンサイトで実施するメニューも用意されている。ちなみに、WindowsServerマイグレーションパートナーは既に100社を超える企業が参加しているという。
Gen9は、ブレード型からラック型、タワー型、スケールアウト型に至るまで4タイプのモデルをラインナップし、データの処理性能をHP従来機の3倍に向上させた。ITインフラ統合管理ツール「HP OneView」（の統合管理機能）との組み合わせにより、ITインフラの実装スピードも最大66倍に高速化されるという。
HP ProLinat サーバーをベースにした、Windows Server 2012 R2への移行により、こうした技術革新を自社のシステムに取り込むことが可能になる。それが、のちの大きなビジネス・メリットにつながる可能性は高い。
