保存データの「完全性」に配慮していますか?痛恨の読み出しエラーを回避するストレージシステム「ASSUREON」

重要なデータを安全かつ確実にアーカイブできる「ASSUREON」

 そこで今回取り上げたいのが、イメーションが提供するストレージシステム「NEXSAN」の中でも、高度なアーカイブ機能を搭載した「ASSUREON」だ。

 ASSUREONの基本的な仕組みは、プライマリストレージから重要データをアーカイブ領域に移行し、同時にアクティブデータ用の領域を確保することだ。データを移動する際にオリジナルとの「同一性」保全し、安全にアーカイブする。そしてデータの破損が発生した場合は、報告と自動修復を行う。データの保存については、一度書き込んだデータを変更しない追記型(WORM:Write Once Read Many)記録により、上書きや削除を防ぎ暗号化状態で二重アーカイブを行う。ファイル単位でシリアル番号を割り当て、一定期間ごとの確認で欠落ファイルの報告と自動修復を行うのである。

 さらに、保存のたびに各ファイルの同一性を確認するための指紋である「ファイルフィンガープリント」を作成。こちらも期間ごとに各ファイルの指紋を再作成し、オリジナルの指紋と比較することでファイルが変更されていないかをチェックする。ここでサイレント・データ・コラプションが発生していた場合でも、報告と自動修復機能によって、データの完全性を維持したまま安全に長期保存が行えるというわけだ。

一般的なバックアップと何が違うのか

 また一般的なバックアップとの大きな違いは、例えば90日など、決められた期間アクセスがないデータをプライマリストレージからオフロードし、ASSUREONに二重アーカイブできること。これによりアクティブなデータのみが残るため使用容量が抑えられ、プライマリストレージの効率的な運用が可能となる。プライマリストレージ内のアクセス頻度が低いデータをアーカイブへのショートカットに置き換えることも可能だ。通常のバックアップでは、万が一のトラブル発生時にデータ自体をプライマリに復旧するためかなりの時間を要するが、ASSUREONならショートカットだけを戻すことで瞬時に復旧できる。

 ASSUREONは米国HIPAA法/SOX法/SEC-17にも準拠しており、実際に米国では5年ほど前から数多くの重要な案件でデータ保護とプライマリストレージの最適化に役立っている。たとえば病院などの医療機関では、医療用画像管理システム「PACS(Picture Archiving and Communication System)」のデータ容量が増加すると同時に、ディザスタリカバリ用のアーカイブが必要不可欠となっており、さまざまな医療機関がASSUREONを導入。さらに、裁判所の証拠データがサイレント・データ・コラプションで破損していた際、ASSUREONによって復旧できたという実績もある。

 このように、ASSUREONは重要なデータのアーカイブに加えて、プライマリストレージの効率的な運用、さらには法規制への対応やコンプライアンス対策強化まで行うことができる。重要なデータの保存に不安を感じる企業は、ぜひ導入を検討していただきたい。

提供:イメーション株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2015年9月30日
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