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効率的なサーバ統合を実現するサーバ仮想化に最適なプラットフォームNECのSIGMABLADE

 

仮想化に対する不安を払拭するツール

 サーバ仮想化は、物理的なハードウェアリソースの上に仮想化ソフトウェアを導入し、複数の論理的な仮想サーバを構築するという技術である。ポイントになるのは、物理サーバのリソースを十分に活用することだ。つまり、物理サーバの台数を最低限に抑えつつ、仮想サーバの台数を最大限に確保することが、仮想化を採用する「肝」となる。

 「仮想化を導入するにあたって重要なのは、“エコ”の部分です。物理サーバの稼働台数が多ければ多いほど“エコ”に反するわけで、サーバの台数が削減されることだけでもサーバ仮想化を導入する価値があります」(谷長氏)

 ただし、物理サーバ台数を削減することを不安視する企業は、いまだに多いと谷長氏は言う。

 「たとえば、最も処理の負荷が大きいときに10台の物理サーバが稼働していたのに、その物理サーバを5台に集約して本当に10台分の処理をまかなえるのだろうかと心配するお客様も少なくありません。そのために必要になるのが、物理サーバの負荷と仮想サーバの台数の両方をうまくコントロールする手段となる運用管理ツールです」(谷長氏)

 こうしたニーズに応えるために、NECはSIGMABLADEの運用管理ツールであるSSCを、いち早く仮想化技術に対応させてきた。SSCは、SIGMABLADEによるサーバプラットフォーム管理に必要な機能をオールインワンで提供するソフトウェアである。管理の一元化とポリシーに基づく自律化によって、運用効率とコスト削減を実現するものとして評価が高い。

SSCでは、仮想サーバと物理サーバを一元管理することができる。
SSCでは、仮想サーバと物理サーバを一元管理することができる。
※クリックすると拡大します。

 こうしたブレードサーバ用の運用管理ツールは、ハードウェアの監視・管理のみを担当することが一般的だが、SSCではVMwareをはじめとする仮想化ソフトウェアと高度に連携し、仮想サーバも物理サーバと同等に管理できるという特長がある。

 ちなみに現時点ではVMwareのみの対応だが、近い将来、CitrixのXen ServerやマイクロソフトのHyper-Vもサポートする予定だ。これにより仮想化ソフトウェアの違いを意識することなく、すべての仮想サーバが一元的に管理できるようになるという。

仮想環境の可用性を向上させる障害検知

SSCが仮想環境を監視し、可用性を向上させている。
SSCが仮想環境を監視し、可用性を向上させている。
※クリックすると拡大します。

 仮想化技術によるサーバ統合環境において、SIGMABLADEとSSCの組み合わせを利用するメリットは数多い。谷長氏がひとつめの大きなポイントとして挙げるのが、障害対策だ。

 「SSCは、物理サーバと仮想サーバの両方を監視しています。物理サーバと仮想サーバの運用管理ツールが別々の場合、物理サーバが壊れてしまえば、その上で稼働する仮想サーバはすべて使えなくなるおそれがあり、1台の物理サーバが壊れただけで複数台分のシステムが動作不能に陥るという非常にリスクの高い状況になるわけです。その点、SSCは、ハードウェアの障害情報も常に監視していますので、物理サーバに障害が発生しそうであれば、待機している別の物理サーバへ、仮想サーバをそのまま移動することが可能です。こうした障害対策機能は、SSCの大きな特長と言えます」(谷長氏)

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【製品カタログ】サーバ統合に最適なブレードシステム「SIGMABLADE」
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SIGMABLADEオフィシャルサイト
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