メインフレーム

用語の解説

メインフレームとは

(メインフレーム)

 高速、大容量のコンピュータの総称。

個人レベルでの所有を基本とするパーソナルコンピュータに対し、複数のクライアントコンピュータからの要求を集中的に処理する大型コンピュータなどを指す。

 コンピュータが誕生して間もない1960年代中期、すべてのコンピュータは、CPUユニットを巨大なキャビネットに組み込んだメインフレームだった。 当時メインフレームコンピュータを開発、販売していたのは、Burroughs、Control Data、GE(General Electronics)、Honeywell、IBM、NCR、RCA、Univacの各社で、これらはメインフレーマと呼ばれた。 この後、GEのコンピュータ部門はHoneywellに買収され、RCAのコンピュータ部門はUnivacに買収され、当時主流だったIBMと他のメインフレーマという意味で、「IBM and the BUNCH(Burroughs、Univac、NCR、Hneywell)」と呼ばれた。 その後、ワークステーションやパーソナルコンピュータの高性能化に伴い、メインフレームコンピュータの役割は一部の専用用途に限られる方向にあり、メインフレーマは以前のような支配力を失った。 なおも業界再編成は進み、現在では、BurroughsとUnivacは合併してUnisysになり、NCRはATTに買収されている。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

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