クリックとは
(click)
クリックとは、マウスのボタンを押す操作のことである。
ボタンを軽く押して、すぐに離すまでの一連の動作を指す。
クリック操作によって、主に、マウスカーソルが指示したメニュー、アイコン、オブジェクトなどを選択する操作が行われる。
Windowsなどでは、マウスボタンは基本的に「右ボタン」と「左ボタン」の2つが用意されており、主な操作は左ボタンによって行われる。
右ボタンは、マウスカーソルが指示した対象に適した操作メニューが表示できるようになっている。
通常、単にクリックといえば左ボタンをクリックすることを指す。
右ボタンをクリックすることは、特に右クリックと呼ばれる。
また、ホイールマウスの多くは、ホイールを軽く奥に押し込むセンタークリックを行うこともできるようになっている。
なお、クリックの途中でボタンを押したままの状態は、まだクリックではなく、ボタンを離して初めてクリックされたと認識される。
また、操作の間にマウスを移動するとクリックが成立しない。
ボタンを押した状態でマウスを移動すると、ドラッグ動作になる。
また、デスクトップ上で各アイコンからプログラムにアクセスする場合などでは、クリックをすばやく2回繰り返す操作が求められるようになっている。
このクリックを2回繰り返す操作はダブルクリックと呼ばれる。
ダブルクリックと区別する意味で、普通のクリックのことをシングルクリックと呼ぶこともある。
ダブルクリックは、あまりゆっくり行うと、シングルクリックが2回行われたと認識される可能性がある。
OSなどの設定によって、ダブルクリックと認識される時間間隔などを調整することが可能である。
ノートPCなどでは、ポインティングデバイスとしてマウスの代わりにタッチパッドが搭載されている場合が多い。
タッチパッドの下側もしくはその周囲には、マウスボタンと同じ機能を備えたボタンが配置され、マウスによるクリックやダブルクリックの操作が可能になっている。
用語解説出典
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