クリップボードとは
(クリップボード)
複数のアプリケーションがデータを交換するために利用する一種の共有メモリ。
このクリップボードにより、カット&ペーストが実現される。
あるアプリケーションでデータを選択し、これをカット(またはコピー)すると、そのデータがクリップボードに転送される。
次にそのデータをコピーしたいアプリケーションをアクティブにして、そちらでペーストを行なう。
するとクリップボードのデータがそのアプリケーションにコピーされる。
一度クリップボードに転送されたデータは、再度異なるデータがクリップボードに転送されるまで残ったままになるので、ペーストは何度でも行なえる。
異なるアプリケーション間では、一般に扱えるデータのフォーマットは異なっていることが多い。
そこでクリップボードにデータを転送するアプリケーションは、ネイティブなフォーマットだけでなく、いくつかの汎用フォーマットでもデータをクリップボードに転送しておく、たとえばワードプロセッサなら、さまざまな文字属性(フォントタイプや文字サイズなど)を含むネイティブフォーマットのデータ以外にも、ピュアテキストのデータも転送する。
これをペーストするアプリケーションがネイティブフォーマットを理解できるなら、ネイティブフォーマットのデータをクリップボードから取り出すが、そうでなければ、ピュアテキストのデータを取り出し、少なくとも文字だけは転送されるようにする。
基本的にクリップボードを経由したデータ転送はスタティックな(静的な)ものだが、Microsoftが提供するOLEでは、このクリップボードを経由させて、アプリケーション間のダイナミックなデータリンクを行なえるようにした。
用語解説出典
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