フラッシュメモリ

用語の解説

フラッシュメモリとは

(Flash Memory)
フラッシュメモリとは、EEPROMと呼ばれる半導体メモリの一種で、書き換えが可能、かつ電源を切っても記憶したデータが消滅しない(不揮発性メモリである)ことを特徴とする記憶装置のことである。
従来のEEPROMに比べると、データの書き換えの際にデータの一部または全体を一括して書き換えする点で大きく異なる。 フラッシュメモリの種類には、1バイト単位の読み書き、書き換えが可能なNOR型、複数ビットでの読み書き、書き換えが可能なNAND型の2種類に大別される。 NAND型はNOR型に比べて高集積化に向いており、記憶容量あたりの単価が安くできるという特徴がある。 一方で、NAND型はNOR型に比べてランダムアクセスによる読み出した低速である。 市場規模は2004年ごろまでNOR型がNAND型を上回っていたが、その後NAND型がシェアを伸ばし、現在ではNOR型を大きく引き離している。 フラッシュメモリは、メモリーカードや携帯型音楽プレーヤーのメモリ、USBメモリなどの用途で広く普及している。 最近ではパソコンのハードディスクドライブ(HDD)に取って代わる、フラッシュメモリドライブ(SDD)としての用途が実用化されており、ノートPCやサブノートを中心として本格的な採用例が増えつつある。

用語解説出典   powered by. Weblio

CNET Japan

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]