ワン切り

用語の解説

ワン切りとは

(ワンギリ,機械的不完了呼,)
ワン切りとは、携帯電話やPHSなどにおいて、相手からの電話のかけ直し(コールバック)を狙って、1回だけ呼び出し音を鳴らすように電話をかけて切る迷惑行為のことである。
NTTでは「機械的不完了呼」と呼ばれている。 携帯電話は主に個人で所有する機器であり、やり取りの相手も通常は知人や関係者などである場合が多く、また着信履歴が端末に記録されるようになっているため、不在着信に対する電話のかけ直しが行いやすい環境にある。 ワン切りでは、電話をかけ直させるためにわざと瞬間的にしか電話を鳴らさない。 ワン切りの着信番号に電話をかけなおすと、アダルト系などの高額なサービスに接続され、後に多額の利用料が請求される。 しかしこのような経緯でサービスを利用したとしても、たいていの場合は業者との正式な契約に至らない無効な契約であるため、利用料は支払う必要がないとされている。 もし、このようなトラブルに巻き込まれた場合は、国民生活センターに相談した上で対処することが望ましい。 ワン切り行為を行う、いわゆるワン切り業者は、膨大な数の電話番号に対して機械的に発呼を行うため、通信の輻輳を招くなどの障害の原因となる場合もある。 2002年には初めてワン切り業者が逮捕されている。

用語解説出典   powered by. Weblio

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