通信、データセンターサービス企業として、急成長してきたKVHは、増え続ける顧客情報の効率的管理を求められた。だが、利用目的が異なるからこそ、顧客情報一元化は難しい。OracleのSiebel CRMは、モジュールにより、顧客情報の多様なニーズに対応できた。同社がOracleを選択した理由はここにあった。その成果として、部門間を横断した、営業/サポート/オペレーションにわたる、情報共有が実現、受注から導入後のインシデント管理までのフェーズでは、顧客情報の一元化を100%達成できた。なぜ成功できたのか。同社の情報システム本部 兼 プロジェクト・マネジメント・オフィス 常務執行役員 情報システム本部長の山口 修司氏が実体験を語る。