D社の事業の50%を占める翻訳事業では、事業の拡大に伴い、作業工程や帳票の紙ベースでの管理に限界が生じてきました。そこで同社は、見積から受注、翻訳作業、校閲作業、納品、請求、入金に至る一連の取引業務の流れに対応した、データ管理システムの導入を決断しました。
お客様のニーズに対応して言語や分野別に最適な翻訳者を選ぶ、もしくはお客様との取引履歴を参照するといった作業が複雑になり、業務の中で情報活用の課題が顕在化してたのです。
また、経営的な側面でも、個人レベルでの情報管理から脱却し、事業部員全員が売上の推移や案件ごとの特性をリアルタイムに把握する必要がありました。事業戦略を推進する上で、情報を共有し、組織的に管理できる基盤が不可欠だったということです。そこで選択されたのが、「SAP Business One」でした。
本ホワイトペーパーでは、翻訳事業固有の業務要件に対しても標準機能内で対応したSAP Business Oneの柔軟性をはじめ、導入のポイント、効果をご紹介します。
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