2011年までCAGR25%で成長する車輌向けテレマティックス

株式会社データリソース

2006-09-07 08:00

米国の調査会社ABIリサーチは、車輌向けテレマティックスとナビゲーションのハードウェアとサービスの市場の2011年の収益の総額は、383億ドルに達するだろうと予測している。
ニューヨーク州、2006年8月28日
米国の調査会社ABIリサーチの調査レポート「車輌向けテレマティックス:世界の消費者向けテレマティックス市場と技術」によれば、車輌向けテレマティックスとナビゲーションのハードウェアとサービスの市場は、世界のいくつかの地域で堅調に成長しており、2011年には収益の総額が383億ドルに達するだろうとのことである。

「テレマティックスとナビゲーションは統合されつつある」と交通分野の調査アソシエイトであるSteve Bae氏は言う。「テレマティックスシステムはセキュリティと安全性だけでなく、ニュース、気象情報、コンシェルジュサービス等の便利な機能を提供して消費者に安心を提供することが可能だが、方向指示の合間に交通と気象情報を交互に提供すれば、A地点からB地点までの方向を指示する以上のことが実現できる。2つの技術を統合すれば、既存や新興の企業はより柔軟に新しい製品を提供したり、ニッチ市場を見出したりできる。」

ナビゲーションおよびテレマティックスの統合サービスにとって、デジタルラジオは益々有力な媒体になりつつあり、特にリアルタイムの交通情報は車輌向けナビゲーションの重要なセールスポイントである、とBae氏は言う。

ナビゲーションとテレマティックスのコア機能は、どちらも現在の位置データが必要で、主に車内で使用することを前提として設計されている。現在、全地球測位システム(GPS)は、すべてのサーバーベースのナビゲーションシステムに最適な装置である。また、2008年に「Galileo衛星」が欧州で、2009年には「準天頂衛星(Quasi-Zenith)」が日本で打ち上げられる予定である。これらによってGPSシステムはさらに充実するだろう。「両衛星によって欧州と日本でナビゲーション技術の売上げが伸びるが、同時に市場に初期の混乱が生じるだろう」とBae氏は言う。

調査レポート「車輌向けテレマティックス:世界の消費者向けテレマティックス市場と技術」は、上記およびその他の事項について詳しく解説している。また、「キラーアプリケーション」とリアルタイムの交通情報などのテレマティックスとナビゲーション業界に関する専門性の高い概要を記載しており、テレマティックス、ナビゲーション、車輌向けエンターテインメントの新しい企業をターゲットにしている。

またこの調査レポートでは、多種多様なテレマティックスのアプリケーションと、それらを実現する技術を論考している。重要なビジネス、技術、地域の特性による課題、新たな動向を特定している。ナビゲーション、デジタルラジオなどの車輌向けテレマティックスのグローバル市場を予測し、主要企業のプロファイルを記載している。この



◆調査レポート
車輌向けテレマティックス:世界の消費者向けテレマティックス市場と技術
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◆米国 ABI リサーチについて
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