家庭エンターテインメントで目覚しい成長を遂げるWi-FiとUWB

株式会社データリソース 2004年07月15日

米国の調査会社ABI リサーチ社によると、ウルトラワイドバンド規格は最高480 Mbpsの仮想転送速度を提供するが、2005年に生産を開始し、実際に機器に組み込まれる2006から2007年までの間は第一世代のウルトラワイドバンドチップセットの転送速度はわずか100-200 Mbpsで、必要な通信オーバーヘッドは考慮されてないという。

ABIリサーチの調査レポート「家庭エンターテインメント向けWi-Fiネットワーク市場」によれば、今後5年間、複数の家庭エンターテインメントネットワーク用機器の技術が競い合う状況が続くが、802.11nを起用するWi-Fiがトップの座を維持する。

ABIリサーチは、無線の家庭エンターテインメントネットワーキングの予備軍として、電力線ネットワーク、Wi-Fi (802.11x)、ウルトラワイドバンド(UWB)の3つを挙げている。

ABIリサーチの上級アナリストを務めるPhil Solis氏は、802.11a と802.11gのプロトコルで規定されているデータ転送速度は54 Mbpsだが、オーバーヘッドの過重が原因で、実際のスループットはそのわずか半分しかないと指摘している。

ウルトラワイドバンド規格は最高480 Mbpsの仮想転送速度を提供するが、2005年に生産を開始し、実際に機器に組み込まれる2006から2007年までの間の第一世代のウルトラワイドバンドチップセットの転送速度はわずか100-200 Mbpsで、必要な通信オーバーヘッドは考慮されてない、とSolis氏は言う。

一方、802.11の後継規格である802.11nではこの転送速度は実証されている。その結果「Wi-Fiが家庭エンターテインメントネットワーキングに浸透し、定着する。ウルトラワイドバンドの登場までに、あるいは登場後しばらくして802.11nソリューションが登場する」、とSolis氏は言う。

これはウルトラワイドバンドにとって不利になる。802.11nは100 Mbpsのスループットを実際に提供し、これは通信オーバーヘッドを考慮しても、複数の高解像度の画像を送受信するのに十分な転送速度だからである。

「最終的には、UWBの転送速度は高まり、チップセットの価格は下がる。だが家庭エンターテインメントネットワーキングの分野でUWBと Wi-Fiが争うとしたら、それはカメラやカムコーダーからPCへ動画を転送するような、距離が問われない、非リアルタイムのデータ転送分野においてだろう。」


◆調査レポート
家庭エンターテインメント向けWi-Fiネットワーク市場
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◆ABI リサーチについて
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