世界中に通信衛星システムが普及し、従来のエアリンク技術からシフトする人が増える2007年頃までGSMは順調であるが、インスタット/MDR社のシニアアナリストKen Hyers氏は、「2008年以降GSMは厳しい時期を迎える。加入者がWCDMAにシフトするにつれ、GSMは衰退していくからだ。GSM(GRPSとEDGEも含む)は主要なエアリンクとなるが、2009年にはCDMA(CDMAとWCDMA)が、GSMより遥かに多くの加入者と高い市場シェアを保持する」と述べる。
その他の調査結果は以下の通りである。
・中国が世界最多の加入者数を誇るが、インドを含む南アジアを中心とした地域でも普及は進んでいる。中国での増加が緩やかになるにつれて、インドが好転し始める。
・ヨーロッパの加入数は緩やかに増加し続けるが、スカンジナビア3国(世界で最初にワイヤレス市場が成熟した)と西ヨーロッパでは失速している。
・アメリカでは、Nextel社だけがiDENを採用し成功しているが、 iDENネットワークは徐々に衰退するため、加入者は他のエアリンク(殆どがCDMA)にシフトする。
インスタット/MDR社のレポート「2004-2009年 世界のモバイル加入者予測:Growth Returns?」は、2003年の加入者数、2004-2009年のワイヤレス加入者の世界予測を国・地域・エアリンク別に提供する。それぞれの国・地域での加入者数の増減や、どのエアリンクが普及しているか等の動向が一目瞭然であり、オペレータやインフラ・携帯電話機メーカー、モバイルソフトウェアディベロッパ、投資家には必読のレポートである。インスタット/MDR社は、世界のモバイル市場予測を年2回発行し、最新のデータと市場動向を提供している。
◆調査レポート
2004-2009年 世界のモバイル加入者予測:Growth Returns?
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