順調なWLAN用IC─特に家電とVoIPで好調

株式会社データリソース 2004年11月02日

2008年までには、家電とWi-Fi機能搭載IP電話、どちらの市場においてもWi-Fi、特にWLAN用ICは大きく発展する。

インスタット/MDR社によると、企業と一般ユーザが、費用がかからず、インストールの複雑さもケーブルインフラ管理も要らない無線接続でのネットワークPCや周辺機器を求めてきたために、WLAN(無線LAN)用IC市場は過去4年間で急成長を遂げたということである。2008年までには、家電とWi-Fi機能搭載IP電話、どちらの市場においてもWi-Fi、特にWLAN用ICは大きく発展するとインスタット/MDR社では見ている。HDTV(高品位テレビ)やハードディスクレコーダ、DVDプレーヤ、メディアアダプタ、デジタルカメラ、ゲーム機などの家電機器はWi-Fi接続が可能になることで、更なる収益をあげることになるだろう。

「ホームネットワーキングへのWi-Fi導入は、ブロードバンドインターネット接続の増加や多機能PC内でのブロードバンド接続の共有、コンテンツのデジタル化と仲介機能、家庭内の多機能PC間でのインターネットコンテンツ共有と、多機能家電機器間での共有化への需要によって促進される」とインスタット/MDR社の産業アナリストSamLucero氏は述べている。
「さらにインスタット/MDR社は、2004年にはじまったWi-Fi対応コードレス電話とWi-Fi機能搭載の携帯電話両方の端末でWi-Fiの利用についても調べている。Wi-Fiと携帯電話技術の融合は、企業ユーザと一般ユーザの両方にとってとても魅力的なものになるとインスタット/MDR社では考えている。そしてこの市場のセグメントは、WLAN用ICにとって大きな可能性を持つ市場の一つとなると思われる。」

またインスタット/MDR社の調査によって、Wi-Fiと携帯電話の融合には、次のような様々な牽引要因があることが判明した。

・Wi-Fiのアクセスポイントから離れていても、通常の携帯電話での通話を可能にする無線LANインフラがあれば、ユーザはより安く、高品質の通話ができるようになる。

・様々な機能を持つ機器を一つの端末に集約できるということは、ユーザにとってメリットになる。

・携帯電話プロバイダは顧客との関係を確固としたものにする為にWi-Fi機能搭載の携帯電話を利用し、利用者の解約が減少することを望んでいる。

インスタット/MDR社はまた、次のような調査結果を明らかにしている。

・WLAN用ICが使われている家電とIP電話の販売収益合計が、2008年に全収益21億ドルの半分を占めると期待されている。

・激しい価格競争に直面し、多くのベンダが倒産または大企業に買収されながら、ここ数年で市場は整備されてきた。意外にも台湾のベンダは、大方の予測ほど大きな影響力を持っていない。

・現在、ほんの一握りのベンダが市場を独占し、そのほとんどは米国に拠点を置いている。市場を独占しているのは、Agere、Atheros、Broadcom、Conexant、Intel、Marvell、Texas Instrumentsである。

・価格、到達率、機能を実現する新しい規格のための取り組みが続いている。

802.11iのセキュリティ規格は2004年に承認された。マルチメディアアプリケーション向けの802.11eQoS規格の承認は2004年暮れになると予測されている。最低速度が100MbpsであるWi-Fiの回線容量を向上させるための規格は現在開発中で、2006年または2007年には承認されると予測されている。

インスタット/MDR社「WLAN用IC:PC、家電、IP電話向けのWi-Fiシリコン」レポートでは、RFチップとベースバンド/MACチップという、構成としては最小限の定義でWLAN用IC市場を調査している。企業向けインフラと顧客、家庭向けインフラと顧客、家電、音声通信について分析し、このレポートで取り上げられた様々な市場セグメントについて、2003年から2008年までのWLAN用ICの5年間の予測を出荷台数と収益、両方について提供している。802.11規格を802.11b、802.11g、802.11a、2.4GHz/5GHzに分け、全ての規格のデュアルバンド対応WLAN用ICを予測している。

◆調査レポート
WLAN用IC:PC、家電、IP電話向けのWi-Fiシリコン
(リンク »)

◆インスタット/MDR社について
(リンク »)


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