インスタット社の無線調査部部長Clint Wheelock氏は次のように語っている。「技術革新と最前線の消費者サービスを数多く生み出す韓国は今、モバイルマルチメディア改革の先導者となっている。エンドユーザからの要望と多くのトップ企業による積極的な展開戦略が牽引役となり、DMBの試験放送と商業化は急速に進められている。韓国市場は新しいDMB技術、ユーザのニーズ、技術利用文化における変化を検証する際の非常に重要な試験モデルになるだろう。」
インスタット社では次のような調査結果も出している。
・DMBはモバイル性の点で衛星放送や無線LANにとって大きな利点があり、モバイル用マルチメディア配信に非常に適している。そして価格面でも3Gネットワークを介して提供されるVOD(ビデオオンデマンド)サービスよりも価格が安いため、消費者にとっては魅力的である。
・消費者調査によると、回答者はDMBの好きな特性としてDMBが携帯電話で利用できることを挙げている。またお気に入りの放送サービスでは、地上波TV番組の再配信をあげている。
・韓国のDMB市場に対する財務問題の主要なものとして次の2つがあげられる。
(a)地上波DMBと衛星DMBサービス内容を充実させるために十分な投資額
(b)広告収入と有料会員用サービスのバランスが整った収益モデル
「韓国のデジタルマルチメディア放送」レポートは、DMB開発の背景についても記載している。衛星DMB(S-DMB)と地上波DMB(T-DMB)の詳細な比較分析と、S-DMBとT-DMBの加入者、収益、機器の2004年から2010年までの市場を予測している。
◆調査レポート
韓国のデジタルマルチメディア放送
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