「2004年のPC市場、特にデスクトップ市場での高速USBはほとんど飽和状態であり、ノートブック市場では現在3/4以上を占めている。ノートブック市場向けの普及が遅れているのは設計サイクルのスピードが遅いからである。2004年にはコンピュータ周辺機器市場でのUSB利用がかなり進み、その中でも外付けハードディスクや外付けオプティカル・ライターなどは高速化への移行が早いが、全体的に見ても高速化は避けられない傾向である」とインスタット社のアナリストBrian O'Rourke氏は述べている。
この調査レポートは以下のポイントにも注目している。
・ワイアレスUSB1.0は2005年度後半にPC市場に登場するが、それはUSBポートにドングルを接続したものである。
・コンシューマエレクトロニクスにおける高速化は周辺機器ほどの速いペースではないが、その理由はこの分野がそれほどにPCに依存していないからである。しかしながらセットトップボックス、デジタル・スティール・カメラ、デジタル・ビデオ・カメラなどの製品はUSBを採用しつつある。
・最も早く登場するワイアレスUSB対応デバイスは2005年度末ごろになる。
インスタット社の調査レポート「USB 2005:USB対応製品の市場」は市場及び製品区分ごとにUSB対応製品の予測を2009年まで提供しており、USBチップの平均販売価格の予測、USBシリコンとIPプロバイダのプロフィールを提供している。
◆調査レポート
USB 2005:USB対応製品の市場
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