1000万世帯が加入するハイディフィニションTVサービス

株式会社データリソース

2005-04-05 19:00

米国インスタット社によると、HDTV所有世帯数は増加しているが、HDTVコンテンツ不足や、HDTVの利点についての宣伝の継続、特にヨーロッパなどにおけるHDTVサービス提供地域の拡大の必要性など、市場には依然としてHDTVサービスの拡大を阻む課題が残っている。
米国の調査会社インスタット社の最新市場調査レポートが刊行されました。

アリゾナ州スコッツデール、2005年3月28日
2005年3月時点で、ハイディフィニションTVでHDTV番組を見ている世帯数は世界で1000万で、2005年末までに1550万世帯に達するとインスタット社は報告している。今後数年間HDTV世帯数は順調に成長し、2009年までにHDTV所有世帯数は世界で5200万に達するだろう。

「HDTV所有世帯数は増加しているが、市場には依然としてHDTVサービスの拡大を阻む課題が残っている。主な課題は、HDTVコンテンツが依然足りないこと、HDTVの利点についての宣伝の継続、特にヨーロッパなどにおけるHDTVサービス提供地域の拡大である」と、インスタット社のアナリストであるMike Paxton氏は言う。

インスタット社の調査結果を以下にあげる。
- HDTVサービスが広く提供されているのは、オーストラリア、カナダ、日本、米国、韓国の5カ国のみである。
- 現在、米国のHDTV所有世帯数は2004年3月から160万増加して、400万世帯である。
- 世界のHDTV世帯の45%が、サテライトTVサービスプロバイダからサービスを受けている。それ以外のHDTV世帯は地上波放送およびケーブルTVオペレータからハイディフィニションサービスを提供されている。
- 米国の顧客調査の結果によれば、76%もの回答者がHDTV番組を見たことがあるが、回答者の大半が小売店でHDTVのデモを見ただけだと答えている。

インスタット社の調査レポート「1000万世帯に普及しているハイディフィニションTV(HDTV)サービス:Got HD?」は、世界のハイディフィニションTVサービスを考察している。HDTVサービス加入者市場と促進要因、既存のHDTVサービスプロバイダのプロフィール、米国のHDTVサービスの利用と認知に関する顧客調査の結果を記載している。また世界の放送プラットフォーム(衛星、ケーブル、地上波)別のHDTV世帯、地域別の世界のHDTV世帯、米国のHDTV世帯、米国のHDTV設置台数について5年間予測を提供している。


◆調査レポート
1000万世帯が加入するハイディフィニションTVサービス
(リンク »)

◆インスタット/MDR社について
(リンク »)


◆このプレスリリースに関するお問合せ
日本販売代理店
株式会社データリソース
107-0052 東京都港区赤坂4-5-6
Tel:03-3582-2531 Fax:03-3582-2861
(リンク »)
Eメール:info@dri.co.jp
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]