「2004年テキサスインスツルメンツ社は力強い成長をみせ、DLP機器の売上が8億8000万ドルになり、首位に上りつめた」とインスタット社のアナリストFrank Dickson氏は語っている。
インスタット社はまた、次のような調査結果を明らかにしている。
- 2004年に微小流体素子(マイクロフルイディクス)は出荷数では全体の69%近くを占め、総収益の23%を占めた。
- RF MEMS素子と慣性センサが統合された携帯電話が増え、ようやく光ネットワーク部門がMEMS技術を取り入れたことで、通信市場における出荷数と収益はかつてないほどの年平均成長率を記録すると予測している。
- この産業は細分化しており、ほぼ隙間産業のような性質であるにも関わらず、2004年には収益で優勢となり、予測期間中はその勢いを維持する。
- 2004年の収益は、MEMS機器上位サプライヤ20社で62.2%を占めた。
インスタット社の調査レポート「2005年 MEMS産業概観と予測(2005 MEMS Industry Overview and Forecast)」は世界のMEMS業界をカバーし、2009年までの製品カテゴリ別および産業別の出荷数と収益予測、上位20社のサプライヤのランキングと新製品と開発について詳細な見通しを掲載している。
◆調査レポート
2005年 MEMS産業概観と予測
2005 MEMS Industry Overview and Forecast
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