アイログが2年連続でビジネス・ルール管理システム市場のリーダー企業として認められる

~市場調査会社はBRMS市場が高成長を持続と予測~

アイログ株式会社

2005-12-06 11:00

ソフトウェア・コンポーネントの世界的なリーディング・プロバイダであるアイログ社(NASDAQ:ILOG; Euronext; ILO, ISIN:FR0004042364) は本日、IT関連調査会社であるIDC (International Data Corporation) が発表した市場調査報告書の中で、同社が2004年のBRMS* (ビジネス・ルール**管理システム) 市場で最大シェアを持つ企業として認められたことを発表しました。「Worldwide Business Rules Management Systems 2005-2009 Forecast and 2004 Vendor Shares (全世界におけるBRMSの2005年-2009年予測と2004年企業シェア)」と題する報告書の中でIDCは、BRMSがアプリケーションの構成基盤に欠かせない要素として重要なコンポーネントになりつつあり、高成長の市場セグメントであるとしています。IDCはまた、BRMS市場が2009年までに3億450万ドルまで拡大すると予測しており、これは年間16.6パーセントの成長率となります。
*BRMS(Business Rule Management Systems ビジネス・ルール管理システム):ルール設定・変更・操作、管理を包括的に提供することにより、企業の業務プロセスを効率化するシステム
**ビジネス・ルール: システム内のIF~THEN構文【もし~ならば、~をする】のことで、例えば「もし40%以上のディスカウントが必要ならば、営業部長決裁とする」など企業におけるビジネス・ポリシーのチェック項目

IDCのアプリケーション開発/導入リサーチ担当グループ副社長、Stephen D. Hendrick氏は次のように述べました。「BRMS市場は、各種BRMS製品の浸透と並行して高成長を続けており、ポリシー実行の自動化とビジネス環境変化への対応には欠かせない重要なリソースであると理解されるようになりました。アイログは、BRMS市場での売上が増大したため、2004年にはシェアを26.4パーセントに伸ばして市場リーダーとしての地位を強化しました。我々はこの市場が2005年も高成長を続けると予想しています。」

IDCによると、ビジネス・ルール管理ツールは、業務運営の現場で膨大な数のルールに対する定義、検索、保存、実行を集中化するために利用されており、企業の様々な業務活動における自動化の推進、変化への対応能力拡大、業務の構築管理の費用削減に貢献しています。IDCは、アイログが主導的立場を確立していることについて、BRMSの価値を活かす技術が他社より優れているためとしており、「ILOG JRules(TM) (同社の主力BRMS製品) が成功した要因は、BRMS環境を包括的に構築することに力を注ぎ、製品を絶えず進歩させていることにある」と分析しています。

IDCはまた、次のように指摘しています。「アイログはビジネス・プロセスとビジネス・ルールの間に緊密な関係があることを理解している。アイログは、企業の対応速度を向上させるためにこれら2つの領域を結びつけ、自社のBRMSをビジネス・プロセス向けソフトウェア・ツールに組み込むよう努力してきた。さらに、ルールをアプリケーションから分離して管理できるため、SOA (サービス指向アーキテクチャ) の一部として運用できるビジネス・ルール・サービスの開発が可能になった。」

IDCによると、BRMS市場は2004年に13.2パーセントの成長を果たして1億4100万ドルまで拡大しましたが、2003年から始まったこの高成長トレンドは今後も持続し、分析、モデリング、設計を包含するセグメントとして、最も急速に成長する市場になるものと分析しています。IDCはBRMSの成長を次のように表現しています。「アプリケーション開発ツールや導入ツールがわずかな成長率で甘んじていることを考えれば、これは驚くべきことである。」

アイログは、製品改革に対する企業姿勢を貫くことによりILOG JRulesを、業界をリードするビジネス・ルール・ソフトウェアとして確立しました。アイログは、市場調査会社米ガートナー社よりビジネス・ルール・エンジン分野のマジック・クアドラント*において、リーダー・クアドラントに位置付けられています。また、ITリサーチ会社IDCによりBRMS市場のリーダーとして2回その名前が挙げられました。ILOG JRulesは、CitiStreet、VSP、eBay、Zurich、MetLife、Sabreなど世界各国の優良企業2000社および政府機関に採用されています。
*「マジック・クアドラント」は、特定の時点や期間における市場の動向をグラフ表示したものです。ガートナー社が定める基準に従って、特定のベンダをその市場について中立な立場で評価しています

BRMSは、BPM (ビジネス・プロセス・マネジメント) アプリケーションにおいて重要な機能を補完します。アイログは、BEA、EMC-Documentum、FileNet、Fuego、富士通、HandySoft、IBM、Oracle、VitriaをはじめとするBPMのリーダー企業と提携してBRMSソリューションを提供しています。グローバル誌が選んだ上位2000社のうち40社以上がBPMソリューションにアイログのBRMS製品を利用しています。

以上

アイログ社(ILOG(R))について
アイログ社は、お客様がより迅速な意思決定を行い、変更および複雑度を管理するためのソフトウェアおよびサービスを提供しています。全世界で2,500社を超える企業や 465 社を超えるソフトウェア・ベンダが、市場をリードするアイログのBRMS(ビジネス・ルール管理システム)、最適化、視覚化の各コンポーネントの活用により飛躍的な投資効率を達成し、市場を席巻する製品やサービスを立ち上げ、また、その競争力を強めています。アイログはBRMSの市場リーダーです。アイログは1987年に設立され、全世界に650人以上の社員がいます。アイログ株式会社はその日本法人です。詳細についてはwww.ilog.co.jpをご覧ください。

ILOGは ILOG 社の登録商標です。ILOG JRulesは ILOG 社の登録商標です。他の全ての社名および商品名はそれぞれを所有する各社の商標または登録商標です。
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