アイログ、新製品「ILOG JRules 5.1」日本語版を発表

ビジネス・ルールのJavaおよび.NETの両環境への展開を実現

アイログ株式会社

2005-08-08 11:00

東京発、2005年8月8日 - ソフトウェア・コンポーネントの世界的なリーディング・プロバイダであるアイログ株式会社 (本社:東京都千代田区 代表取締役社長:ブンタラ・イング 以下 アイログ)は、Javaおよび.NETの両環境における展開をサポートするILOG(R) JRules(TM) 5.1日本語版(以下 ILOG JRules 5.1)を本日より出荷すると発表しました。ILOG JRulesは、多くの実績を持つアイログのBRMS*(ビジネス・ルール管理システム) 製品群の主要製品です。最新バージョンであるILOG JRules 5.1では、Javaでアプリケーションを開発し、Javaおよび .NETの2つのプラットフォーム上で展開できるのが特長です。また、業務担当者と IT 担当者が連携を取り、共同でビジネス・ルールの開発、実行、管理を行うことができる点も同製品の利点です。
*BRMS(Business Rule Management Systems ビジネス・ルール管理システム):ルール設定・変更・操作、管理を包括的に提供することにより、企業の業務プロセスを効率化するシステム

今日ではITシステムに、.NETとJavaの両プラットフォームを使用する企業が増えてきたため、BRMSにおいても両環境への対応が求められていました。アイログは、このニーズに応えILOG JRules 5.1を発表しました。同製品を使用すると、ルール・リポジトリに格納されたビジネス・ルールを、ネイティブなJavaルール・エンジンを使用するJavaプラットフォームと、ネイティブな.NETルール・エンジンを使用する.NETフレームワークのどちらにでも展開することができます。また、ユーザは、Javaアプリケーションと .NETアプリケーションの両方で、同一のルールを展開することも可能になります。例えば、.NETクライアントを持つJ2EEサーバ上のJava中間層にルールを展開するといったクロス・プラットフォームなルール共有を実現します。

ILOG JRules 5.1の特長
ILOG JRules 5.1では、上記のクロス・プラットフォームのサポート以外にも、以下のような注目すべき新機能を特長としています。

* BRES*(ビジネス・ルール実行サーバ )の機能拡張
BRESの拡張により、Java 2 Standard EditionとJava 2 Enterprise Editionの両方で同一のAPIを利用できるようにしました。これにより、プロトタイプから運用版までの一連の開発が行うことができ、市場投入時間の短縮を可能にします。
*BRES(Business Rule Engine Server ビジネス・ルール実行サーバ):ILOG JRules 5.0より導入されており、特に厳しいSLAを締結している企業に対し、システムの可用性向上をサポートし、新しいビジネス・ルールの展開を簡素化する。モニター機能により、ルール・エンジンの実行、パフォーマンスやリソースの管理を遠隔操作で可能にするほか、エンジン・パフォーマンスのチューニング機能により、付加分散など最適なパフォーマンスを実現。

* BRESのサポート拡張
ILOG JRules 5.1からBRESは、IBMのアプリケーション・サーバの最新版 IBM Websphere 6.0、また、BEA、JBoss、ObjectWebおよびApache Tomcatの主要アプリケーション・サーバ製品をサポートします。

* BRESの展開時のパフォーマンスと拡張性の向上

* ILOG Business Rule Studio 2.1によるIBM Rational Software Development Platformとの統合
ILOG JRules 5.1を構成するILOG Business Rule Studio 2.1は、IBMのReady for IBM Rational software認定製品です。これにより、IBMのRational Application Developer 6およびRational Software Architect 6を使用したルールの編集、実行、デバッグが可能になります。Ready for IBM Rational software認証製品は、IBMの定めるベスト・プラクティスに適合しており、IBM Rational Software Development Platformとの速やかな統合が保証されています。

* ILOG Business Rule Studio 2.1のEclipse 3への統合
ILOG Business Rule Studio 2.1は、Java開発用として最も幅広く利用されている統合開発環境 (IDE) である Eclipse 3 にも統合できます。

以上

ILOG JRules BRMSについて
アイログのBRMSであるILOG JRulesは、企業の業務プロセス改善に重要な役割を果たす、企業向けの戦略的なコンポーネント・システムです。ビジネス・ルールを使用すると、企業内で複数の個別のシステムに組み込まれているビジネス・ポリシー(業務における数々の定義、制約および規制)を一元管理できます。このため、顧客ステータスや製品情報、料金、サービスに関するプロセスを一括管理することで顧客からのシステム変更要求などに迅速に応えることができます。また、どのルールがいつ変更されたのかも簡単に把握でき、記述も自然言語で行われるため、高度なプログラミング技術をもたない一般社員も簡単にルール内容の設定・変更を行うことができ、リアルタイムなビジネス・ポリシーの変更が可能となります。

アイログ社(ILOG(R))について
アイログ社は、お客様がより迅速な意思決定を行い、変更および複雑度を管理するためのソフトウェアおよびサービスを提供しています。全世界で2,000社を超える企業や 400 社を超えるソフトウェア・ベンダが、市場をリードするアイログのBRMS(ビジネス・ルール管理システム)、最適化、視覚化の各コンポーネントの活用により飛躍的な投資効率を達成し、市場を席巻する製品やサービスを立ち上げ、また、その競争力を強めています。アイログはBRMSの市場リーダーです。アイログは1987年に設立され、全世界に600人以上の社員がいます。アイログ株式会社はその日本法人です。詳細についてはwww.ilog.co.jpをご覧ください。

ILOGは ILOG 社の登録商標です。ILOG JRulesは ILOG 社の登録商標です。他の全ての社名および商品名はそれぞれを所有する各社の商標または登録商標です。
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