高い自由度と、高度なセキュリティ機能を実装した 次世代VPNアプライアンスサーバ「ASV-PX100シリーズ」を発売

プラネックスコミュニケーションズ株式会社

2006-03-14 21:00

プラネックスコミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長:久保田克昭、本社:東京都渋谷区、JASDAQコード 6784、以下プラネックス)は、ソフトイーサ株式会社(代表取締役社長:登大遊、本社:茨城県つくば市、以下ソフトイーサ)が開発し、ソフトイーサVPN株式会社(代表取締役:中村満、本社:東京都千代田区、以下ソフトイーサVPN)が販売を行っている次世代VPN※1システム「PacketiX(パケティックス) VPN 2.0」を搭載したアプライアンスサーバ「ASV-PX100シリーズ」の第1弾として、「ASV-PX100S」(サーバ)、「ASV-PX100B」(ブリッジ)の販売を3月下旬より開始いたします。なお、併せてクライアント接続ライセンス「ASV-PX010C」も同時に販売開始いたします。
※1 VPN(Virtual Private Network:仮想専用線)は、インターネットなどの公衆回線を経由するにもかかわらず、通信データを暗号化することにより、あたかも専用回線を利用するかのようにセキュリティを確保した通信を可能にする技術です。

「ASV-PX100シリーズ」が備えている仮想ネットワーク機能を使い、離れた場所にあるコンピュータやネットワーク同士を手軽に、かつ安全に接続できるようになります。また、途中にファイアウォール、プロキシ、NATといった物理ネットワークがある場合など、既存の技術を使った拠点間のVPN構築が困難な環境でも、これらの障壁を回避して安全で確実なVPNを構築することが可能となります。
「PacketiX VPN 2.0」の前身である「SoftEther」は、ソフトイーサの登大遊(のぼり・だいゆう)氏の開発により誕生しました。「PacketiX VPN 2.0」の開発にあたっては、内部構造を最初から慎重に設計し直し、全く異なったソースコードツリーを用いたプログラムを実装しています。その結果、「SoftEther」と比較して安定性、拡張性、移植性などの性能が飛躍的に高まり、加えて数多くの次世代最新機能が搭載されています。

ASV-PX100S
ASV-PX100B
読者からのお問い合わせ先 0120-415-976
「ASV-PX100シリーズ」の主な特長
■ 仮想広域イーサネットを実現
ADSLやFTTHをはじめとするインターネット網やIP網を利用して広域イーサネットサービスと同様の環境を安価に実現することが可能です。

■ レイヤ2/プロトコルフリー
一般のVPN技術のようにレイヤ3レベルではなく、レイヤ2レベルでのトンネリングを行うので、IPだけではなく、イーサネット上で利用可能なすべてのプロトコルを使用することができます。

■ 容易な導入・運用と安定した動作
「マニュアル」「管理ツール」「運用ログ」など、すべて日本語で構成されています。特に接続マネージャや管理ツールなどのGUI化により、導入、運用がたいへん容易ですので、安定性を重視したVPNソリューションを構築できます。

■ 接続性が高いセキュアなVPNリモートアクセス
外出先から利用しようとするリモートネットワークが、ファイアウォールやプロキシサーバを経由しなければならない場合など、従来は困難であったVPNリモートアクセスがとても容易にできます。そのため、インターネットを介したセキュアなプライベートネットワークへの接続を可能です。また、すべてのVPN通信は暗号化されるので、盗聴および改ざんができないので安全です。

■ 豊富なユーザ認証オプション
「匿名認証」、「標準パスワード認証」、「Radiusサーバ認証」、「NTドメインおよびActive Directory認証」、「証明書認証(PKI認証)」など、さまざまな認証に対応しています。リモートアクセスでは、スマートカードを利用したユーザ認証にも対応しています。

■ フルパケットログに対応
ネットワーク障害時における原因の切り分けに必要となるフルパケットログに対応しています。また、モニタリングモードを利用してIDSやIDPなどのセキュリティソリューションに接続することも可能です。

■ 高速な通信スループット
「PacketiX VPNプロトコル」によるVPNトンネル暗号化使用時では最大86.37Mbps、非暗号化時では116.79Mbpsものスループット※2を実現しています。これは、同価格帯の製品のなかでは最高クラスの性能を実現しています。
※2 ソフトイーサ株式会社内の動作測定・性能検証用テスト環境下における「ASV-PX100S – ASV-PX100B」間の接続の実測値

■ 製品ラインナップ
製品名 製品型番 概要
PacketiX VPN アプライアンスサーバ for Server Edition ASV-PX100S 拠点サーバ/リモートアクセスサーバ
PacketiX VPN アプライアンスサーバ for Bridge Edition ASV-PX100B ブリッジサーバ
PacketiX VPN 10クライアント接続ライセンス ASV-PX010C クライアント接続ライセンス


利用イメージ
■ 主な仕様

LANインタフェース 100BASE-TX/10BASE-T×2
最大同時接続数 拠点間通信 5~10拠点
リモートアクセス 50~100ユーザ
VPNパフォーマンス 最大80Mbps※3(暗号化時)
設定・管理方法 WEBインタフェースおよび管理マネージャ(Windows)
LED 電源(緑)、ディスクアクセス(赤)、LAN×2(橙)
電源 ACアダプタ(入力100V、出力24V、50-60Hz)
重量 1.28kg(ACアダプタを含まず)
外形寸法 148(D)×203(W)×55(H) mm
動作環境(温度) 0~40℃

※3 パフォーマンスはご利用のネットワーク環境によって変わります。

■ 価格※4

製品名 製品型番 価格(税込)
PacketiX VPN アプライアンスサーバ for Server Edition ASV-PX100S 577,500円
(サーバライセンス×1
+クライアントライセンス×1付属)
PacketiX VPN アプライアンスサーバ for Bridge Edition ASV-PX100B 525,000円
(ブリッジライセンス×1付属)
PacketiX VPN 10クライアント接続ライセンス ASV-PX010C 67,200円

※4 価格は台数またはライセンス数によって異なります。また、この他に年間保守料金が別途必要となります。詳細はお問い合わせください。


ソフトイーサ株式会社について
筑波大学発のベンチャー企業であるソフトイーサ株式会社は、代表取締役の登大遊(筑波大学第三学群情報学類)が、IPA未踏ソフトウェア創造事業未踏ユース部門の支援を受けながら開発を続けてきたVPNシステムの開発を継続して行うとともに、ネットワーク通信関係分野を中心としたソフトウェア開発を主な事業としています。また登大遊は、技術力および過去1年間における活動などが評価され、2005年9月15日、マイクロソフトによるMVP(Most Valuable Professional)アワード「Windows – Networking」カテゴリを受賞いたしました。
ホームページ (リンク »)
所在地 茨城県つくば市天久保2-6-7
設立 2004年4月
資本金 3,100,000円
代表者 代表取締役社長 登 大遊

ソフトイーサVPN株式会社について
ソフトイーサVPN株式会社は、2005年8月、ソフトイーサ株式会社の子会社として誕生し、ソフトイーサ製品の契約と販売の窓口を業務としております。代表取締役の中村満は株式会社ビレッジセンターの代表取締役を兼務。ビレッジセンターでは、DOS時代からパッケージソフトを手がけ、「VZ Editor」「WZ Editor」「サーチクロス」などのヒット商品を送り出してきました。
ホームページ (リンク »)
所在地 東京都千代田区神田神保町3-2-6 丸元ビル7階
電話番号 03-5215-8444
設立 2005年8月
資本金 10,000,000円
代表者 代表取締役 中村 満

プラネックスコミュニケーションズ株式会社について
プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、1995年7月に設立、2001年にはJASDAQに株式を公開、コンピュータネットワーク通信機器を主軸に、最新技術を駆使した製品の企画、開発、製造、販売を行っております。主な製品は顧客ニーズに基づく低価格帯のルータ、無線LAN機器、企業、学校、官公庁に向けたVoIP関連製品、L2/L3/PoEスイッチなどです。2005年5月には携帯電話関連ソフトウェアの開発会社である株式会社アメリカンメガトレンド、携帯電話ユーティリティソフトウェア「携帯万能」シリーズの発売元である株式会社トリスターを傘下に収め、携帯電話とネットワークの融合における新たなビジネスを展開しております。
ホームページ (リンク »)
所在地 東京都渋谷区東3-16-3 エフ・ニッセイ恵比寿ビル2階
電話番号 03-5766-1333
設立 1995年7月
資本金 2,067,229,816円(2005年12月現在)
代表者 代表取締役社長 久保田 克昭
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