今回発売するのは、
VOD(ビデオ・オン・デマンド)製品:
・「SANSTREAM ACQULIA SK」・・・ベーシックなオールインワンパッケージ
・「SANSTREAM ACQULIA CK」・・・大規模配信が可能なハイエンドパッケージ
LIVE(リアルタイム)製品:
・「SANSTREAM ACQULIA LIVE」・・・リアルタイムのライブ配信向け
の3製品です。
【SANSTREAM ACQULIAの特徴】
映像コンテンツを高圧縮することにより、ストレージ容量もしくは回線帯域あたり、より多くのコンテンツ数と同時接続人数を設定することができます。したがって、圧倒的低コストで、ハイレベルなストリーミングシステムを構築することが可能です。
独自の配信技術により、映画のような長尺コンテンツでもバッファリングがわずか数秒で完了し、見たい場面を見たいときに呼び出す高度なシーク機能等、高レスポンスなストリーミングを提供します。HDコンテンツの配信や、リアルタイムのライブ配信にも対応した、オールラウンドなストリーミングソリューションです。
また、同時接続人数ごとのライセンス課金のため、初期投資は小さく抑え、アクセス増加にあわせてライセンスを追加するといった、フレキシブルなシステム増強を可能にしています。
■H.264 / MPEG-4 AVCビデオコーデック(H.264 Main Profile)採用
超高圧縮ビデオ符号化方式 H.264 / MPEG-4 AVC (Main Profile)コーデックを採用。
■低ビットレートでDVDクラスの高画質を実現
低ビットレートの映像データでもブロック状の画質劣化が見られず、ビットレート500Kbps程度の高圧縮コンテンツでも、DVDクラスの高画質なストリーミングが可能。
■HD(High Definition)コンテンツにも対応
HD素材を理論上300分の1以下の容量に高圧縮しながらも、元素材に匹敵するクオリティでストリーミング配信することに成功。
■最大32倍速の「早送り」・「巻き戻し」機能
Player(VOD向け)は、最大32倍速の「早送り」「巻き戻し」機能を実装。シークバーをドラッグするだけで、好きな位置に容易にスキップができるシーク機能を搭載。
■字幕・音声多重に対応
Player(VOD向け)は、ごく簡単な操作で日本語と英語の二重音声を瞬時に切り替えが出来る機能や、字幕スーパーのON/OFFができる機能を実装。
■大規模ストリーミング配信(SANSTREAM ACQULIA CKのみ)
SAN(Storage Area Network)アーキテクチャを採用し、大規模なストリーミング配信を低コストで可能。500Kbps程度のビットレートであれば、5000人程度の同時ストリーミング配信も実現可能。
■リアルタイム配信ソリューション(SANSTREAM ACQULIA LIVEのみ)
配信遅延を2秒程度にとどめたリアルタイム配信ソリューションを実現。
■一秒間に30フレームでリアルタイム配信(SANSTREAM ACQULIA LIVEのみ)
秒間フレーム(コマ)数を落すことなく、30フレームで安定的な配信が可能。
■セキュリティ、管理面にも優れた、トータルなストリーミングソリューション
(すべて、ソフトウェアに実装、製品に同梱しています)
・Http-Proxy/Firewall環境下での視聴も可能
*ネットワーク環境下の設定によっては視聴できない事もあります。
・暗号化によるコンテンツの著作権保護機能
・不正な視聴を防止するクレデンシャル(認証)機能
・配信サーバのトランザクションを分散するロードバランシング(負荷分散)機能
:SK(マルチサーバ構成)、CKの場合
・コンテンツファイルの一元管理を可能にしたSANアーキテクチャ
:CKの場合
・配信サーバ、ロードバランシングサーバを監視する管理ツール付属
・アクセス増加に合わせてスケールアップが容易な、同時接続数に応じたライセンス価格体系
【新製品のねらい】
この「SANSTREAM ACQULIA」シリーズは、旧製品からさらなるユーザーインターフェースのブラッシュアップを行ったほか、プロトコルの改良によるレスポンスの一層の高速化、取り扱えるコンテンツ容量の拡張、HTTP プロキシまたはファイヤーウォール環境におけるストリーミング受信効率の向上、ベリサイン社の認証取得によるよりセキュアなプレーヤーのインストール、といった品質向上を図りました。
また、販売面においては、「SANSTREAM ACQULIA SK」のソフトウェア販売標準価格が160万円(同時接続数50名の場合)から、また「SANSTREAM ACQULIA CK」が600万円(同時接続数500名の場合)からと、ハードウェア機器やブロードバンド回線の低価格化とあいまって、より導入し易い価格設定としました。
【今後の展開】
今後は、Mac OSやLinuxへの対応、モバイル向け配信ソリューションの開発を行う計画で、さらに多様なプラットホームに対応できる体制を整えるとともに、コンテンツについては、TVや映画等のプロモーション・エンターテイメント分野だけでなく、eラーニングやモニタリング等の新規分野の開拓も積極的に展開してまいります。
同時に、販売代理店網も整備し、代理店によるソフトウェア販売もしくはASPによるストリーミングサービスを通じて、顧客基盤の拡充を図ってまいります。
【連絡先】
株式会社サンストリーム
〒150-0021東京都渋谷区恵比寿西2-7-3東京ケータリングビル7F
担当 経営管理室 増山、橋田
Tel03-5728-3937
info@sanstream.co.jp
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。