米ノベル、データセンター向けLinuxソリューションを拡大

ノベル株式会社 2005年02月21日

お客様企業がデータセンターに求める機能と品質を、より高い柔軟性と低いコストで提供

ネットビジネスソリューションの先進企業、米国ノベル社(以下ノベル、米国マサチューセッツ州ウォルサム)は、企業活動の中核を担うデータセンター分野における同社の存在を強化する計画を発表しました。ノベルはNovell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Serverの共通コードベースを活用し、現在の展開分野であるワークステーション、ワークグループ、ハイパフォーマンス・コンピューティングに加え、データセンター向けにもソリューションを拡大します。これにより、包括的なエンタープライズ・コンピューティング・ソリューションを展開していきます。

データセンターには、企業の最も重要なアプリケーションやデータベースが集積されています。ノベルのデータセンター戦略の中核は、ERP、CRM、SCMといった基幹系の業務アプリケーションをUNIXからLinuxに移行するために不可欠となる技術コンポーネントを、お客様企業に提供することです。Linuxは急速に採用が進み、受け入れられてきています。その適用分野も、ITインフラサービスから企業の中核であるデータセンターに広がりつつあります。

Novell SUSE LINUXが実現するパフォーマンスと、ハイパフォーマンス・コンピューティングにおける拡張性は、Linuxのもたらすコスト効率性と相俟って、重要な業務におけるLinuxの需要を押し上げています。SGI社のハイパフォーマンス・コンピューティング・ハードウェアやUnisys社のサーバがNovell SUSE LINUX Enterprise Serverで認定されたことを最近発表しましたが、これはLinuxへのニーズが拡大していることを反映しています。

データセンター環境において、ノベルとLinuxは次のメリットを提供します。
・データセンターの管理性の向上
・データセンター資産の活用効率の向上
・アプリケーションの拡張性とパフォーマンスの向上
・活用されていないコンピューティング資産の再利用
・業務に不可欠な従来型(レガシー)アプリケーションの延命
・データセンターの資源や資産の安定性とセキュリティの向上

ノベルのデータセンター戦略は、Linuxとオープンソースがもたらす主要なメリットをお客様企業に提供することを目指しています。そのメリットとは、TCO削減、ハードウェアとソフトウェアのコスト削減および機能向上、コミュニティがもたらすエンタープライズ・コンピューティングのニーズを満たす技術といったものです。今日、多数の定評あるベンダが、企業データセンターの多様なニーズに応えるよう取り組んでいます。ノベルは既存のデータセンター向けアプリケーションやソリューションをサポートし、これらとの互換性に優れたインフラを提供していきます。

ノベルのデータセンター戦略は、以下の点に注力していきます。

・アプリケーション用インフラ
Linuxは、Linux上のApache Webサーバなど、業務に不可欠なアプリケーションのプラットフォームにおける選択肢のひとつなりました。ノベルは現在、主要なオープンソースのアプリケーションサーバであるJBossに対する充実したサポートを提供しています。このサポートにより、Novell SUSE LINUX Enterprise ServerはJ2EEアプリケーションを稼働させるための最良の選択肢となっています。ノベルは、Eclipseプロジェクトをサポートしているだけでなく、Mono(R)プロジェクトをサポートおよび資金援助することで、アプリケーションプラットフォームとしてのLinuxのさらなる開発も推進しています。また、Novell exteNd(TM)製品群は、アプリケーションの構築を支援していますが、今後、企業のデータセンターにおいてLinux上で稼働するアプリケーションも強力にサポートしていきます。

・ストレージソフトウェア
ノベルは、ストレージ資産管理とクラスタファイルシステムに焦点を当てたクラスタリングおよび高可用性ソリューションを今後提供します。これは独自ソリューション、従来型(レガシー)ソリューション、そして台頭しつつあるオープンソース・ソリューションをサポートするものです。ノベルはまた、Novell Cluster Services(TM) やNovell Business Continuance Clusteringなど、これまでの高可用性ソリューションをLinuxに移植します。さらに他社との協業を通じて、ノベルのデータセンター・ソリューションを拡大していきます。

・仮想化(バーチャライゼーション)
ノベルはすでに、Novell SUSE LINUX Enterprise Serverで仮想化技術を提供しています。ノベルは、ディストリビューションにおいてユーザモードLinux(UML)を初めて提供した主要Linuxベンダです。ノベルはオープンソースの仮想化技術であるXenをサポートし、データセンター向けソリューションやNovell SUSE LINUX Enterprise ServerおよびNovell SUSE LINUX Professionalの次期リリースで、Xenを基盤とした仮想化機能を提供します。Xenはhypervisorとも呼ばれるオープンソースの仮想化技術で、ケンブリッジ大学の手を離れた現在、XenSource社によって開発・メンテナンス活動が続けられています。Xenは単一のサーバ上で複数OSの同時稼働を実現し、データセンター管理の複雑性と所有コストを軽減します。他の仮想化技術関連パートナとしては、Egenera社、Levanta社、Virtual Iron Software社、Vmware社などがあります。仮想化技術により、企業はアプリケーション環境を利用可能なコンピューティング資産すべてにわたって拡張することで、企業内のハードウェアおよびソフトウェアの資産活用効率を最大化します。仮想化技術はまた、ハードウェア資産の大幅な追加を可能にし、アプリケーション・コンピューティングのニーズに応えます。

・システム管理
Novell ZENworks(R)製品群によってIT資産管理における主導的立場にあるノベルは、同製品群の機能を拡張し、データセンターのニーズに対応します。ノベルはすでに、Linuxサーバ管理における重要な機能として、Common Information Model (CIM)のフルサポートを追加しました。これにより、Linuxサーバや他のLinux資産を標準的な方法で管理できるようになります。ノベルはまた、YaSTをデータセンター管理ツールとして用い、お客様企業を支援します。

・セキュリティ
ノベルのIdentity Based Computing(アイデンティティを中心とするコンピューティング環境)に関するビジョンでは、データセンターを含むコンピューティング環境のすべてのレイヤにおけるセキュリティの基盤となることを目指しています。セキュリティフレームワークと管理フレームワークの統合は、ノベルのデータセンター向けソリューションを、他のオープンソースや競合の製品と差別化する決定的な要素です。また、ノベルのデータセンター・セキュリティは、あらゆるコンピューティングレベルを密接に統合し、セキュリティ、監査、管理における強力な機能を提供します。

データセンター分野におけるパートナ企業のノベルに対する支持
数々の市場リーダー企業が、ノベルのデータセンター分野におけるLinuxソリューションの拡大を支持しています。

HPのLinux担当副社長、マーティン・フィンク氏:
「HPではAdaptive Enterpriseの実現において、仮想化技術が鍵となると考えています。お客様が、自社のニーズの変化に応じて、ダイナミックかつ効率的に資産を移動できるからです。ノベルのデータセンター向けソリューションやNovell SUSE LINUX Enterprise ServerおよびNovell SUSE LINUX Professionalの次期バージョンにおいて、オープンソースの仮想化技術をサポートし、統合することはすばらしい展開であり、業界の大きな成長につながることでしょう。」

インテルのセールス&マーケティング担当副社長兼チャネルソフトウエア・オペレーション担当ゼネラルマネージャー、シェーン・ウォール氏:
「64ビットのIntel Xeonプロセッサ・プラットフォームは、データセンターにおけるもっとも要求度の高いアプリケーションに最適です。ノベルがデータセンターに注力することにより、お客様は安定性の高いインテル・アーキテクチャを使ったプラットフォームの上で、業務に不可欠なアプリケーションをLinuxに移行し、ITコストを軽減する機会を得ることになります。」

オラクルのテクノロジー・マーケティング担当副社長、ロバート・シンプ氏:
「オラクルの強力で実績のあるソフトウェアは、長年にわたりITデータセンターの心臓部となっています。Oracle Database 10g RACとNovell SUSE LINUX Enterprise Server 9という独自かつ強力な組み合わせにより、お客様企業はデータセンター内においてグリッドコンピューティングを導入し、管理するための高い信頼性、拡張性、可用性、セキュリティを備えたソリューションを手にすることになります。」


提供時期
ノベルのデータセンター・ソリューションは、今年中に提供の予定です。価格や具体的な提供時期については、ソリューションごとに追って発表の予定です。ノベルのLinux戦略やLinux関連の全製品群については、 (リンク ») をご覧ください。

◇ノベルについて
ノベルは、あらゆるビジネスネットワークが安全でシームレスに連携することを目指し、Novell(R) Nsure(TM)(セキュア・アイデンティティ・マネジメント:アイデンティティに基づくセキュリティ管理)、Novell exteNd(TM)(Webアプリケーション開発/Webサービス)、Novell Nterprise(TM)(クロスプラットフォーム・ネットワークサービス)、そしてNovell Ngage(SM)(コンサルティングサービス)の4つのネットビジネスソューションを展開しています。また、オープンソース・コミュニティを積極的に支援し、Ximian(R)とSUSE(R) LINUXによるサーバからデスクトップまでの包括的な企業向けLinuxソリューションとサービスを提供しています。ノベルは情報障壁のない世界の実現を事業ビジョンとして掲げており、お客様企業が高いセキュリティと経済性の下に、自社の情報を新たな価値に変換していくための支援をしています。


*Novell、Mono、ZENworks、Ximianは米国Novell, Inc.の登録商標です。
*exteNd、Novell Cluster Services、Nsure、Nterpriseは米国Novell, Inc.の商標です。
*Ngageは米国Novell, Inc.のサービスマークです。
*SUSEは米国Novell, Inc.の事業部であるSUSE LINUX AG.の登録商標です。
*その他の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。

以 上

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