次世代IMSネットワークで先行するモバイルネットワーク

株式会社データリソース

2007-02-19 17:00

モバイルネットワークはIPマルチメディアサブシステム(IMS)を基盤とする次世代ネットワーク (NGN)を確立し、次世代アプリケーションを導入する際の主導権を握るという見通しを米国調査会社インスタット社では発表している。同社では有線系オペレータは、今後5年間は引き続きNGN化を目指して、利益を上げる個別のポイントソリューションに集中すると予測している。
モバイルネットワークは、IPマルチメディアサブシステム(IMS)を基盤とする次世代ネットワーク(NGN)を確立し、次世代アプリケーションを導入する際の主導権を握るだろうと米国調査会社インスタット社は報告する。有線系オペレータは、今後5年間は引き続きNGN化を目指して、利益を上げる個別のポイントソリューションに集中するだろう。

「IMSが採用されるかどうかについては、議論の余地はない。すべてのネットワーク機器がIMS対応になっているので、キャリアの意志にかかわらずIMSを提供せざるをえないだろう。モバイルネットワークは、OPEXの削減のためにIMSに移行している。固定系オペレータは収益確保のために、各キャリア毎のユニークな目標を満たす設計で、実際的なIMSベースのポイントソリューションを提供している。サービスプロバイダが、次世代市場の課題に対応することができるかどうかについては、まだ議論の余地がある」とインスタット社のアナリストKeith Nissen氏は語る。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ IMS展開の2つの主要な牽引要因は、OPEXコスト削減と収益創出である
■ IMSベースのサービスへの加入数は、2007年の1000万から2011年には5億まで成長すると予測される
■ IMSコントロール層の設備投資は、2011年までの合計で120億ドルになるだろう

インスタット社の調査レポート「IMS/NGNネットワーク戦略と普及:市場分析と2011年までの地域別CAPEX予測 - In-Depth Analysis: IMS/NGN Network Strategies and Deployments」は、モバイルオペレータと固定系オペレータのIMS/NGN への移行のロードマップを示している。IMSネットワークアーキテクチャを紹介し、展開を促進する市場の力、実際に行われているキャリアの次世代ネットワーク(NGN)移行戦略を提示する。2011年までのNGN CAPEX収益、IMSサービス収益、IMSネットワーク加入者、IMS応用層の2011年までの収益予測を地域毎に提供している。


調査レポート
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
IMS/NGNネットワーク戦略と普及:市場分析と2011年までの地域別CAPEX予測
In-Depth Analysis: IMS/NGN Network Strategies and Deployments
(リンク »)

インスタット (In-Stat)について
(リンク »)

※このプレスリリースに関するお問合せ
(リンク »)

株式会社データリソース
107-0052 東京都港区赤坂4-5-6
Tel:03-3582-2531 Fax:03-3582-2861
(リンク »)
Eメール:info@dri.co.jp
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]