2007年移動体通信市場における変化の方向及び10大トピック
2006年の日本の移動体通信市場は、放送との融合、金融との融合、音楽・映画事業との融合などで産業間のコンバージェンスが本格化したと共に、様々な次世代通信技術の導入や新規事業者の参入、番号移動制(NMP)といった市場に変化をもたらす出来事が目白押しであった。総務省による通信市場の競争誘導政策の結果が現れはじめ、これまでの日本移動体通信市場にはない競走の波が起こるなど、変化がもたらされた1年だったと総括できる。
2007年にはこうした競争構造が安定期を迎え、大きな市場の変化というよりはバリューチェーン内での競争や細かい変化が注目を集めるものと予測される。特に 3G + ネットワーク技術の導入と有無線統合技術が定着し、キャリアのバリューチェーン内における領域拡大と端末が市場の中心へと変化していくだろう。また、コンテンツ及びサービスの面では、破格な料金体系が出現したことでリッチコミュニケーション及びマルチメディア化を加速させ、有線通信上のサービスが無線へ移動するものと予測される。
こうしたことから、2007年の主要トピックは下記のとおり2006年に比べより細かなテーマを選定するものとする。
[2007年の日本移動体通信市場の10大トピック]
キャリア関連
- 新規キャリア参入の本格化
- バリューチェーンの変化と改変
- 端末関連
ビジネスケータイ市場の拡大
- 端末メーカーの競争激化
- ユビキタスUIの導入
- コンテンツ及びサービス関連
Web2.0からMobile2.0へ
- モバイル広告市場の開花
- モバイル決済の本格化
- モバイルコンテンツ環境とCPビジネスの変化
- リッチコミュニケーションの普及
[レポート目次]
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[調査レポート]
2007年日本移動体通信市場の予測
10大トピック分析を中心に
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