IMS(IP Multimedia Subsystem)は2年遅れ

株式会社データリソース 2007年04月03日

米国調査会社のVDC社は調査レポート「IPマルチメディアサブシステム (IMS) 市場調査(第2版):世界の市場動向と主要企業分析 - IP Multimedia Subsystem (IMS): Global Market Analysis」において、IMS市場が従来の予測より2年遅れているという調査報告結果を発表した。

米国調査会社のVDC社の調査レポート「IPマルチメディアサブシステム (IMS) 市場調査(第2版):世界の市場動向と主要企業分析 - IP Multimedia Subsystem (IMS): Global Market Analysis」によれば、この市場は従来の予測より2年遅れているとのことである。

VDC社の調査で、複雑なモデルの早期導入者の多くが、さらに利用を広げて行こうとする動きが鈍いということがわかった。VDC社は2005年に出版したIMSの調査レポートにおいて、ベンダやオペレータから提供された情報に基づいて、機能的に完成されたインフラは2008年には実用化されるだろうと予測していた。しかし、最新の情報からは2010年かそれ以降になると考えている。このためにIMSのビジネスチャンスが大きく後退したとする噂が立つかもしれない。

VDC社の調査対象者の多くがこの理由を述べているが、それは要約すれば、収益の成長に基づいた力強いビジネスモデルが欠如しているということである。ほとんどの回答者が、IMSを利用することがコスト削減につながる最大の決定的要因になりえなかったことをあげている。

信頼性の高いコンセプトが確立していないことによる技術的リスクと、危うい収益の可能性のバランスによって、立ち止まることになってしまった。規格の不安定さ、複雑さ、高い導入コストも躊躇する要因であった。

VDC社はより正確な査定を行うために、IMS導入の厳格な定義を行い、ベンダやサービスプロバイダコミュニティを訪ねて、運用がいつ頃始まるかを確認した。その結果、利用されているといえるのはほんのわずかだった。

しかし、サービスプロバイダが高度なIPベースのサービスのための規範モデルとして、真剣にIMSを検討しているというのは朗報である。通信事業の通例ではあるが、氷河期はゆっくりとした速度で終わりに近づいている。最も良い考えは結局優位に立ち、IMSが選択されるだろう。

VDC社はこの導入の遅れが、特にプロフェッショナルサービスやサービスアプリケーション開発の領域で、第2の大きなビジネスチャンスとなると考えている。

プロフェッショナルサービスは、IMSのレファレンスモデルの複雑さから、主要なビジネスチャンスとなるだろう。サービスプロバイダは、現在のネットワーク構成のある部分を再編して既存のインフラとシームレスに運用できる企業を探すだろう。

アプリケーションプロバイダは、最もIMSの成功に近い位置にいる。彼らの提供するアプリケーションは、通信加入者が利用しているだけで、ブロードバンド接続などに限定されていない。サービスプロバイダがひとたびIMSモデルに移行するならば、門戸は開かれる。そして、革新と普及をはばむのはサービスプロバイダの制限だけである。


[レポート目次]
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[調査レポート]
IPマルチメディアサブシステム (IMS) 市場(第2版):世界市場と主要企業分析
IP MULTIMEDIA SUBSYSTEMS (IMS) 2ND EDITION
GLOBAL MARKET ASSESSMENT
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ベンチャーデベロップメント(VDC)社について
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