2007年中堅・中小企業のサーバ/クライアント管理実態調査報告

ノークリサーチ(本社〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1:代表伊嶋謙ニ03-5244-6691)では2007年中堅・中小企業のIT導入実態調査を実施し、その分析結果を発表した。

株式会社ノークリサーチ 2007年06月18日

<中堅・中小企業のサーバ/クライアント管理実態調査のポイント> ―サーバ統合の実態― ・約6割が「サーバ統合・集約化を考えている」 ・サーバ統合により「運用工数の軽減を期待している」が約6割 ・サーバの統合は「タワーからラック」が55.6% ―クライアントPC管理の実態― ・IT担当者の約8割がクライアント管理に問題を抱えている ・クライアント管理の解決策として、シンクライアント導入には6割が慎重 ―オフィス内のサーバ設置場所・動作音・省電力実態― ・年商10億円未満の企業では7割以上が「サーバをオフィス内においている」 ・サーバ設置場所に「6割強が問題を抱えている」 ・サーバの「消費電力が気になる」が6割以上、「動作音が気になる」が約4割

―サーバ統合の実態―
■ 「サーバ統合・集約化」に関して約6割が前向き
「サーバ統合・集約化」に関しての考え・対応は、「すでに実施済み」が15.9%、「半年以内に導入する計画」が6.1%、「具体的ではないが検討/考慮している」が37.1%、「導入予定はない」が40.9%となっている。サーバ統合・集約に関して6割弱が前向きである。

■ サーバの統合で期待する効果は「運用(管理)工数軽減」が59.2%
サーバ統合を実施する際、統合で期待する効果は、サーバ管理上の課題として最も多く挙がった「バージョンアップ、セキュリティパッチ適用などの運用工数軽減」が59.2%と最も多く、「設置スペースの削減」52.8%、「ハードウェアリソースの有効活用」42.5%が続く形だ。運用工数軽減などのソフト面での効果を見込むだけではなく、設置スペース削減やハードウェアリソースの有効活用(仮想化機能)など、物理的な効果でも期待が大きいようだ。

■ サーバの統合は「タワーからラック」が55.6%、ブレードへは約3割
 サーバ統合を実施する際、統合するHWプラットフォームは、「タワーサーバからラックサーバへ」が最も多く55.6%、「タワーサーバからブレードサーバへ」が16.0%、「ラックサーバからブレードサーバへ」が12.6%で続く形だ。
タワー型が主体となっている中堅・中小企業だが、ラック型による統合を望んでいることがわかる。また、現在導入されているブレード型は2%程度だが、サーバ統合の際にはブレード型での統合を3割弱が検討している。

―クライアントPCの管理実態―
■ クライアント管理に「課題はある」が84.3%、具体的には「運用管理面」が76.2%IT担当者の84.3%がクライアント管理に問題を抱えている。課題内容は「バージョンアップ、セキュリティパッチ適用などの運用管理」の76.2%を筆頭に、「セキュリティ対策」の67.8%、「ハードウェア障害対応」の60.8%と続く。数多くのPCにインストールされているソフトウェアのバージョンを管理したり、セキュリティ関連のパッチを手作業で検証し施していく作業の煩わしさに多くの担当者が悩まされている。

■ シンクライアント・システムはほとんど未導入。しかし4割弱が導入に前向き
「クライアント運用管理上の問題点が総合的に解決される」と言われている、シンクライアント・システムの認知度は「知っている」が63.8%、「知らない」が35.9%と比較的認知度は高い。しかし、シンクライアント・システムの導入意向は、「導入予定はない」が61.5%と、逆に否定派が多数を占める。クライアントPCの問題を総合的に解決する期待が高いソリューションである、とユーザ側には正しくシステムの特性が認知されているが、いざ導入という点に関してはまだまだ慎重派が大勢を占めるようだ。メーカも全社一括導入ではなく1~2台のテスト導入、部門導入といった「段階的な導入」を推進している。

―サーバの設置場所の実態―
■ 約半数の企業が専用のサーバルームに設置しているが、年商10億円以下では7割はオフィス内にサーバの設置場所は「サーバルーム」が54.3%で最も多く、「事務所の一部にまとめて設置」や「事務所の個々の場所に設置」は合わせて4割程度ある。年商別で見ると100億円以上では8割弱がサーバルームに設置しているが、年商10億円以下では7割が事務所内にサーバを設置している。規模が小さい企業ほど、サーバをオフィス内に設置している事が明確になった。

■ サーバ設置場所に問題を抱えるユーザが6割
サーバの設置場所について、オフィス内に設置している場合、「特に整理、統合などの必要性は感じない」が36.8%と最も多いが、「サーバの設置場所に困ってきている」25.5%、「サーバが増えつつあるので整理、統合したい」25.1%、「サーバ管理効率化の上でも整理統合化の必要性は感じている」15.9%となっている。情報システム部門でIT資源を一元管理する傾向にある一方で、「設置場所に困っている」「統合したい、必要性を感じている」といった、サーバ設置場所関連で問題を抱えるユーザが、合わせて6割強いる。

―オフィス内のサーバの動作音についての実態―
■ 「動作音が気になる」が約4割
サーバを事務所に設置している場合のサーバの音に関しては、「サーバのファンの音は気付いているが、近くにいても気にならない」が31.9%、「サーバのファンは気になる」が30.9%、「音については気にしたことが無い」が19.7%となっている。サーバの動作音に関して全く無関心なユーザ層も少なからずいる事は事実だが、「サーバのファンは気になる」と「サーバのファンの音は気付いているが、近くにないので気にならない」を合わせると、4割ものユーザが静かなオフィス環境を実現したいと考えている点は見逃せないフィードバックである。

―オフィス内のサーバの消費電力についての実態―
■ サーバの「消費電力が気になる」が6割以上
サーバを事務所に設置している場合のサーバ消費電力は、「電力費用は極力抑えたいと考えている」が38.3%、「消費電力は気にしているが、性能等他要素を優先して選択している」が24.5%、「検討項目に入っている」5.5%をあわせると、6割以上が消費電力を抑えたいと答えている。中堅・中小企業におけるサーバ機器の選定において、機器性能やコストメリットだけでなく、ランニングコストの低下や環境保護への意識など、様々な要素が注目されていることの表れだ。

対象企業:全国の民間企業(年商5億円以上500億円未満)。有効回答数1140社
調査方法:郵送アンケート   調査分析期間:2007年1月~5月

当調査データに関するお問い合わせ
株式会社 ノークリサーチ
担当:伊嶋 謙ニ〈いしま〉
e-mail:pressr@norkresearch.co.jp
〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1
電話 5244-6691 FAX 5244-6692
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