■PhotoMetrics、Gatan、MediaCyabernetics、Qimaging、米国における市場優位性の高い名門ブランドが統合
PhotoMetrics(フォトメトリクス)、Gatan(ガタン)、MediaCyabernetics(メディアサイバネティクス)、Qimaging(キューイメージング)といった、バイオ/医療分野において検査・計測イメージング用途別映像ソリューションにおける市場優位性の高いトップクラスのブランドが統合することは、日本のバイオ・医療関係の研究開発環境においても、トータルなイメージングカンパニーである米ローパーグループ製品のブランディングを確立し、ユーザーが求めるソリューションとして、各ブランドの長所を活かした製品及びソリューション提供体制が実現いたします。また、今回のMAG設立により、新たに生まれる実験技術のソリューション提供会社として、MAG Biosystems(MAGバイオシステムズ)が誕生いたしました。
※PhotoMetricsは、Bio-Imaging(バイオイメージング)向け高感度デジタル冷却CCD「CoolSNAP(クールスナップ)シリーズ」やCascade(カスケード)といった製品を提供しています。Gatanは、3-View(3-ビュー)という電子顕微鏡レベルの解像度をもつ3次元画像構築システムを提供しています。MediaCyaberneticsは、イメージプロといった画像解析ソフトウエアを提供しています。Qimagingは、Rolera(ローレラ)やRetiga(レティガ)といったBio・産業向けデジタルCCDカメラを提供しています。
■MAG(マイクロイメージング・アプリケーション・グループ)設立のシナジー効果について
PhotoMetrics、Gatan、MediaCyabernetics、Qimagingを統合して設立されたMAG(マイクロイメージング・アプリケーション・グループ)のシナジーとしてあげられる成果として、現在までに各ブランドのテクノロジーを統合し、Lumazone(ルマゾン)という商品名でIn-Vivo(インビボ)マクロ イメージングシステムを供給し、また、SpecEM(スペックイーエム)というシステム名で、顕微分光システムを導入いたしました。また、今後はライフサイエンスの先端的研究にしばしば用いられるFRAP(Fluorescence Recovery After Photo-Bleeching)のような様々なイメージング技術を駆使する必要のある実験技術を容易に可能にするシステムなども提供していき、これらフルにシステム化するソリューションは、新しいブランドであるMAG Biosystemsの製品として販売されていく予定です。
※参考資料
ローパー インダストリーズ社(ニューヨーク証券市場上場会社)は、グループ総売上2,000億円、総従業員数2,500名を有する、産業分野での画像機器のリーディングカンパニーとして知られ、その傘下にRedLake(レッドレイク)MASD社、Princeton Instruments社(高解像度・高階調CCDカメラ)といった画像機器分野の有名メーカーがあります。また、バイオ/医療分野においては、顕微鏡用CCDカメラとして名高いGatanをはじめ、PhotoMetrics、MediaCyabernetics、Qimagingといった複数の有名ブランドにおいて、高機能な映像機と解析ソリューションを提供しています。株式会社日本ローパーは、ローパーグループの日本法人として、ますます充実した製品群とサポート体制を整え、全製品のマーケティング、販売、サポートを行っております。
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