テレビ岩手、東北で初のワンセグデータ放送による視聴者参加番組を実施 「5きげんテレビ」12月28日15時50分~

フィックスとメディアキャスト、KDDI研究所が提供する ワンセグデータ放送向けASPサービスを利用

株式会社メディアキャスト

2007-12-21 11:00

株式会社テレビ岩手(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長 矢後 勝洋)は、株式会社フィックス(本社:石川県金沢市、代表取締役社長 松本 唯史)、株式会社メディアキャスト(本社:東京都渋谷区、代表取締役 杉本 孝浩)、ならびに株式会社KDDI研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長 秋葉 重幸)の3社と共同で、テレビ岩手の番組「5きげんテレビ」(12月28日15時50分~)において、ワンセグデータ放送を利用した双方向視聴者参加番組のトライアル放送を実施いたします。
当トライアル放送は、テレビ岩手の番組である「5きげんテレビ年末スペシャル」(12月28日15時50分~)のコーナー「5きげんアンケート」において実施されるもので、視聴者は、ワンセグデータ放送のほか、インターネット(ウェブ・携帯電話)からも番組に参加でき、データ放送通信サイトまたはインターネットサイト上に準備された各種質問に対して選択回答し人気投票を行うものです。
投票結果は放送中にグラフ化して随時画面に表示されるほか、番組中に2回参加者の中から、豪華景品などの当選者が発表されます。


今回のトライアル放送は、テレビ岩手が視聴者参加番組コーナーでワンセグデータ放送コンテンツを利用する初の試みで、フィックスとメディアキャストが共同提供するワンセグデータ放送対応の双方向番組制作支援 ASP サービス「PiTENTRY2 BML Edition(ピットエントリー・ツー・ビーエムエルエディション)」を利用し、加えて、集中アクセスによるサーバ負荷を軽減するためにKDDI研究所が開発した「順次受付型アクセス集中緩和システム」を「PiTENTRY 2 BML Edition」に採用します。

今後テレビ岩手では、各社の全面的な支援により、ワンセグを含む地上デジタル放送の活性化とコンテンツ拡充、そして新たな事業化に向けて積極的に展開していきます。


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■「PiTENTRY 2 BML Edition」について
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PiTENTRY2 BML Editionの詳細はWebサイトをご覧ください。
(リンク »)

「PiTENTRY2 BML Edition」は、フィックスとメディアキャストが提供する視聴者参加型双方向番組の制作運用を支援するサービスで、ワンセグを含む地上デジタルテレビ放送において、クイズ番組をはじめとする、アンケート、投票ランキング、プレゼント応募などの視聴者参加型双方向番組を、低コストで、短期間に実施可能にする放送局向けのASPサービスです。
最近の視聴者参加型番組では、従来のハガキや電話、FAXで受け付ける方法から、インターネット(ウェブ、携帯電話)やデータ放送(固定受信、ワンセグ)による受付方法が主流となってきていることから、放送局では各受付メディアに対応したサイトや運用システムを構築することが課題とされています。
「PiTENTRY2 BML Edition」は、ASP方式で提供されるため、放送局はサイトや運用システムへの設備投資を必要とせずに容易に視聴者参加型番組の制作運用が可能となります。
また、現在のデジタル放送は、地上デジタル放送受信機の普及が未だ途中段階であることと、2011年のアナログ波の停波までは、視聴者に対してアナログおよびデジタルの両放送を同時に提供する必要があります。(サイマル放送)
「PiTENTRY2 BML Edition」を利用することで、放送局は、アナログ放送から地上デジタル放送まで、低コストで一貫した双方向放送サービスを提供することが可能となります。


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■株式会社テレビ岩手について 
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(リンク »)
日本テレビをキー局とするNNN系列の地上波民間放送局
開局:昭和44年(1969年)12月1日
本社:岩手県盛岡市内丸2番10号 019-624-1166 (代表)
支社:東京・大阪・仙台・八戸・県南支社・水沢支局・北上支局・大船渡支局・宮古支局・その他
代表者:代表取締役社長 矢後 勝洋 / 資本金:4億円

株式会社テレビ岩手は、地域に密着した自社番組制作の充実に力を注ぎ、看板番組の「ニュースプラス1いわて」では、県民に最新の情報を正確かつわかりやすく伝え、県民の信頼を集めている。同じく、看板番組である「5きげんテレビ」は現在岩手県内民放で唯一の夕方ワイド番組で、「視聴者とのキャッチボール」に重点をおき、放送開始から10年経過した今も、県民の暮らしに密着した番組制作を行っている。他にも「夢見るピノキオ」「どこか行こうヨ!」「愉快な日曜日」など自社制作番組に力を入れており、現在は毎日自社制作の生放送を実施している。
2006年10月の民放地上デジタル放送開始時にはいち早くHD化を推進し、スタート時には、岩手県内唯一の自社制作番組のHD放送が可能な局となった。また、地域スポーツの振興にも力を入れており「APPIリレーマラソン」・「イーハトーブレディース駅伝」・「フットサルAPPI CUP」など県民・地域と密着したスポーツ大会も実施している他、飲酒運転撲滅キャンペーンなど多くの社会的キャンペーンを実施。地域貢献を図っている。

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■株式会社フィックスについて 
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(リンク »)
1988年、TVCM、番組制作会社として設立。1996年、放送と通信の融合の時代を見据えInterMedia事業部設立。2001年には双方向番組支援システム「PiTENTRY」を開発、全国の放送局で採用がはじまる。
2006年、株式会社メディアキャストと共同で地上デジタル放送に対応した「PiTENTRY 2 BML Edition」をリリース。映像制作のノウハウ、放送の現場を熟知したシステム開発会社としてデジタル放送時代のコンテンツ戦略を支援します。
2007年、株式会社KDDI研究所が開発した「順次受付方アクセス集中緩和システムSmart Access」を「PiTENTRY 2 BML Edition」に輻輳制御システムとして採用しています。

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■株式会社メディアキャスト 
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(リンク »)
株式会社メディアキャスト(本社: 東京都渋谷区、設立:2003年)は、デジタルデータ放送分野に特化したソフトウェア開発・販売、受託開発を行う業界唯一のデータ放送専門会社です。BML技術を始め、コンテンツ制作技術、放送運用支援など、デジタルデータ放送に求められる専門分野で多くの経験と実績を有しており、特に、データ放送用に独自開発した高品質減色アルゴリズム「LACE」は、業界で高く評価されています。メディアキャストのデータ放送製品群は、番組企画支援ツール「MagicDraw」から、BMLオーサリングツール(固定受信用/ワンセグ用)「Foliageシリーズ」、画像編集ツール「SceneCreator DD」、受信機検証ツール「ShotMUX」、テンプレート型番組更新システム「DDC-Cue」、ケーブルテレビ自主データ放送システム「DataCaster suite」などがあり、NHK(日本放送協会)、民放各局、ケーブルテレビ局、ならびにコンテンツ制作会社などで多数採用されており、デジタルデータ放送業界のスタンダード製品として位置づけられています。

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■株式会社KDDI研究所について  
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(リンク »)
KDDI研究所は、KDDIの研究開発部門として、世界トップレベルの最先端技術を有し、新しい情報通信技術の研究開発、技術調査・コンサルティング、研究成果物の外販・技術移転など多岐にわたる活動を展開しています。1998年に国際電信電話株式会社から独立して株式会社KDD研究所へと発展。2001年4月、京セラDDI未来通信研究所と合併、株式会社KDDI研究所として新たにスタートしました。 2003年4月、YRPに新世代移動通信等の研究開発を効率的に推進するため、YRPリサーチセンターを、2007年4月、研究成果の事業化を推進するために開発センターを開設し、多角的な研究開発に取り組んでおります。

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