[Rankey]多彩な「eワールド」に咲き誇る「ウェブマガジン」の面白さ

Mediachannel

2008-02-29 14:40

最近のインターネットのキーワードとして目に付く「プロチュア(Proteur:Professional+Amateur)」という言葉も、その起源をさかのぼると、ウェブマガジンから出てきた言葉だと言われている。何かの情報が必要な時や,何か読んでみたいなと思った時に、欲しいカテゴリーからウェブマガジンを簡単にサーチして見つけることもできるだろう。ネット生活を思いっきり楽しんでいる現在のインターネットユーザーにとっては、主要情報供給源であるインターネットこそが、今や生活の必須要件になった訳である。.
現代社会は情報化社会であるとよく言われる。昔と比べて知らねばならない情報も、理解しなければならない知識の水準も、かなり高くてなっていると言っても過言ではないだろう。
このように様々な知識・情報の供給源として、新聞や書籍等といった伝統的なメディアに加えて、インターネットが加わってきた。その結果ブログ、コミュニティ、オンラインニュースサービスなどから得られる知識の量は膨大となり、無視することができない水準に至っている。
そうは言うものの,一番伝統的であり普遍的な知識習得の方法は読書であると言うことに、異議を唱える人はほとんどいないことだろう.。映画「TheArtOfSeduction(口説きの芸術、2005)」では、主人公の男性がお目当ての女性のハートを射止める為に、書評を参考にして大量のマンガ本を自分の本棚に詰め込んでみせた。このことだけ見ても、今でも読書が人々の知的水準を測るのにとても重要な要素であるのが分かる。.
しかし韓国における読書の量は、月平均約0.8冊から0.9冊であり、アメリカ6.6冊、日本6.1冊などと比べも低く、OECD加盟各国の中でも順位は最下位となっている。しかしながら、短時間の読書では得ることができないくらい膨大な情報量を、世界的なIT先進国家である韓国では、インターネットを通じて情報を得ていると反論をすることも出来るかもしれない。このような主張を一概に間違った主張であるとは言いきれない。たとえば韓国におけるブログやミニホームページの総数をインターネット総人口で割ると、平均で1人当り2から3にも達する。このことから、必ずしも高度な情報ではないにしても、人々が欲しい情報を検索可能な形で保管しておく「アーカイブス」(ネット上の情報図書館)の韓国の水準は、他の国々よりもかなり進歩していると言えるのではないだろうか。

見れば見るほど引き込まれる「ウェブマガジン」の面白さ
普段あまり本を読まない人でも、銀行や美容室へ行った時に一番先に手に取るものは、やはり雑誌ではないだろうか。白い紙にびっしりと字が並んでいる難しそうな一般書籍とは違って、カラフルで写真やイラストで飾られた雑誌は、老若男女の全ての読者から最も愛される存在である。
もしもインターネットがオンラインの世界だけでなく、例えばインターネットにもオフラインの世界のような雑誌があったならば、動画と音楽などのマルチメディア情報が加えたウェブマガジン(Web+Magazine)は、人気沸騰になるに違いない。すでに専門分野別ではさまざまなウェブマガジンが発達していて、記事内容の更新が頻繁に可能なことや、記事の内容が豊かなことなどにより、他の日刊紙と殆ど違わない水準になっている。

ウェブサイトの分析評価を専門とするランキードットコムによると、2007年10月現在ウェブマガジンのジャンル中に、40件のサイトが登録されている。このデータはファッションや政治、映画などのような専門ジャンルを除いた数字である事を考えても、いかに韓国のウェブマガジン文化が繁栄しているかが、極めて明瞭に理解できることだろう。さらに各ジャンルのウェブマガジンのサイトへのアクセス者数は、10月第2週の各ジャンルで約8万名であり、最近4週間は連続して増加の傾向を示している。

「オフライン・マガジン」もウェブで楽しもう

ウェブマガジンには、既存の雑誌に比べて流通経路が短いという長所に加え、高い伝達力と多彩なマルチメディアで情報を提供できるという利点がある。このため比較的早い時期である1990年代半ば、まだインターネットが普及する以前からウェブマガジンは製作され始めた.。初めはプライベートなホームページを補強するためだけの目的であったり、特定の専門的なコミュニティによる運営であった。その後しだいに多くのの出版社が、自社の雑誌発行と併行してウェブマガジンを開設し、運営をするようになった。また最近では、はじめからウェブマガジンをメインのサービス事業にする会社の数も増えてきている。こうしてもはや、ウェブマガジンは戦国時代に突入したとも言えるだろう。

このような傾向は雑誌の世界でも同様で、例えばファッション誌を見ると「Elle(エル)」や「コスモポリタン」「ボーグ・コリア」などの既存の雑誌媒体が、インターネット上においても良質の情報を読者に提供しており、インターネットユーザーの人気順位でも上位を占めている。
専門的な情報をよりリアルに伝達できること、そして初心者にも易しく受け入れられることなどから、ウェブマガジンの人気は、これからも当分は続いて行くことであろう考えられている。今後はさらにもっと進化したブログやレビューのサイトとリンクした、言わば「専門ポータル」としてのウェブマガジンが増えてゆくと思われる。

最近のインターネットのキーワードとして目に付く「プロチュア(Proteur:Professional+Amateur)」という言葉も、その起源をさかのぼると、ウェブマガジンから出てきた言葉だと言われている。何かの情報が必要な時や,何か読んでみたいなと思った時に、欲しいカテゴリーからウェブマガジンを簡単にサーチして見つけることもできるだろう。ネット生活を思いっきり楽しんでいる現在のインターネットユーザーにとっては、主要情報供給源であるインターネットこそが、今や生活の必須要件になった訳である。.
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