米国調査会社インフォネティクスリサーチ社の年2回出版する調査レポート「FMC機器、携帯電話、加入者」は、UMAネットワークコントローラやマルチアクセスコンバージェンスゲートウェイなどの固定と無線の統合インフラストラクチャーの世界市場は、2006-2007年に約5倍に増加し、その後の2007-2011年には10倍増加すると予測している。
この調査レポートは、FMCインフラ市場成長の大きな波は、主に米国のT-Mobileと欧州のOrangeによる大規模なFMC採用によるものであると報告している。
「先年、欧州における大規模なUMAの採用によって始まった固定とモバイルの融合市場は、現在米国のT-Mobileの取り組みによる北米市場での大規模導入に至った。一方、UMAは、アジア太平洋地域ではあまり普及しておらず、NTTドコモやKDDIなどの大企業はIMSベースのシームレスFMCを提供しようとしている」とインフォネティクスリサーチ社の主席アナリストStephane Teral氏は語る。
主な調査項目を以下にあげる。
*世界のデュアルモードセルラー/WiFi携帯電話市場は2007年に268億ドルに達し、2011年までには約3倍に増加すると予測している
*世界のデュアルモードセルラー/WiFi携帯電話の市場シェアはNokiaが断トツのトップで、以下、HTC、ソニーエリクソンと続く
*世界のシームレスFMC加入者数は2011年に6370万まで成長すると予測しており、IMS加入者も大きく増加するものの、多くはUMA(アンライセンスドモバイルアクセス)加入者である
*マルチアクセスコンバージェンスゲートウェイ(MACG)の大規模採用は2008年に始まり、数年間は急成長するだろう
*UMAネットワークコントローラ(UNC)メーカーの収益は、2007-2011年に10倍以上増加するだろう
インフォネティクスリサーチ社の調査レポート「FMC機器、携帯電話、加入者」は、年2回出版し、世界と地域毎の市場規模、市場シェア、UNC、MACG、デュアルモードサービス携帯電話、UMAとIMSシームレスFMC携帯電話、FMCの加入者数の2007-2011年の予測を提供している。北米、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、アジア太平洋地域、CALA(ラテンアメリカ・カリブ海)と、世界の地域を調査対象としている。
Airvana、Alcatel-Lucent、Asus、BenQ、Ericsson、E-TEN、Gigabyte、HP、HTC、Kineto、LG、Motorola、日本電気、Nokia、Paragon、Sagem、Samsung、ソニーエリクソン、Starent、STOKE、東芝、WNCなどの企業について調査している。
◆調査レポート
FMC機器、携帯電話、加入者
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