TDGリサーチ社の創業者でこの調査レポートの共著者であるMichael Greeson氏によれば、成人インターネットユーザの3分の2以上が、少なくとも週に1回はソーシャルネットワーキングを閲覧しているとのことである。「このようなインターネット環境は、virtual water cooler(インターネット上のうわさする場所)となっており、個人的な話にとどまらず、具体的な製品やサービスに対する意見を述べる場所となっている」とGreeson氏は語る。
個人のソーシャルネットワークは、接続や受信を承認された「友人」によって構成されている。これらの「友人」たちが、殊にメディアの購入に関する影響力を持つのは当然のことである。
これらの個人対個人の推薦は、たった一つの意見が、しばしば個人のソーシャルネットワークの数百の「友人」たちに対して、強力な感染力を発揮することに、Greeson氏は注目する。その連鎖が一たび開始されれば、その意見はしばしば独り歩きを始め、多くの受信者から倍々ゲームで影響を拡大していくことになる。
このようなソーシャルネットワーキングの「おすすめ」によって影響を受ける消費者を理解するために、TDGグループ社はソーシャルネットワーキングユーザをいくつかの区分に分けて分析した。
●Engagers(「友人」の推薦でメディアを消費した人)とNon-Engagers(そうしていない人)
●Buyer(「友人」の推薦でメディアを買ったEngagers)とNon-Buyer(そうしていないEngagers)
この調査レポートによると、Engagersは下記のような特徴を持つ。
●比較的若く(Gen XかY)、女性・独身が多い
●過去半年で有料ビデオオンデマンドに30ドル以上支払った人は、Non-Engagersの2倍
●Netflixなどのオンライン映画DVDレンタル/購入サービスを利用する人が非常に多い
●デジタル映画をレンタルしたり、オンラインでテレビ番組を見る人は非常に多い
●Non-Engagersよりも、アマゾンなどのレンタルサイトのウェブベースの自動検索エンジンの推薦にすすんで影響を受ける人が多い
この調査レポートは、それぞれの顧客層の詳細なプロフィール、ビデオオンデマンドやオンラインビデオサービスの利用、様々な特性などを記載している。
【調査レポート】
SNS上でのおすすめとメディア購入に関するユーザ調査
Social Network Recommendations and Media Consumption
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