作業のフェーズIは、2010年1月に完了しました。この展開が完了すると、現在のSDH(同期デジタルハイアラーキ)長距離国内ネットワークは、容量拡大と光保護向上のため、ネットワークのレジリエンスと可用性を向上する先進的なブロードバンド光増幅技術による新しい光レイヤーへと移行されます。
さらに、今回のSDHからWDH(波長分割多重通信)ネットワークインフラへの移行は、中継サイトの数を減らし、バックボーンネットワーク構成を簡素化する機会です。新ネットワークはまた、サハラ以南地域の内陸国を、WACS (West African Cable System)の一部であるTOGO TELECOM社のケーブル地上局を介して、国際海底ケーブルシステムと接続する信頼性の高い高速大容量高システムを生み出します。
「TOGO TELECOM社の先進的な国内光ネットワークとWACSインフラにより、準地域の内陸諸国とトーゴが、世界の他の地域とつながります。」と、TOGO TELECOM社統括マネジャーのSam P. Bikassam氏は述べました。これにより、内陸諸国にとって、国際通信専用のマイクロ波無線システムや衛星接続が不要になり、住民や企業の顧客に、さらに信頼性が高く大容量のブロードバンドサービスが提供可能になります。「Xtera社は、波長分割多重通信技術で、大容量光レイヤへの移行を助けてくれます。」
「TOGO TELECOM社によるXtera社の先進的光通信設備の展開は、全ラマン光増幅技術が、従来のWDM伝送設備より容易な導入と運用で、複数環境での大容量大域幅と長距離伝達を提供可能であることをさらに示すものです。」と、Xtera Communications社執行副社長兼最高執行責任者のHerve Fevrier述べました。
注: WACS海底ケーブルは、南アフリカのケープタウンからイギリスまで14,000 kmにわたって展開されており、ナミビア・アンゴラ・コンゴ民主共和国・コンゴ共和国・カメルーン・ナイジェリア・トーゴ・ガーナ・コートジボワール・カーボベルデ・カナリア諸島・ポルトガルに地上局があります。
概要:TOGO TELECOM社
TOGO TELECOM社は、トーゴ国営のグローバル電気通信事業者です。TOGO TELECOM社の目的は、公共の電気通信事業向け設備の製造と提供です。この目的のため、
- TOGO TELECOM社は、国のセキュリティに関係するもの以外の、公共電気通信ネットワークの導入と運用をしています。
- TOGO TELECOM社は、施行中の法規にそって、目的と直接または間接的に関係するその他の活動を行う認可を受けています。
- この公共事業に関する利権条項は、法令にのっとった文書に指定されています。
TOGO TELECOM社は、モバイル市場を取り扱う子会社のTOGO CELLULAIRE社を所有しています。
2009年のJeune Afrique誌の独占記事、アフリカ企業トップ500社年間ランキングでは、TOGO TELECOM社は454位から414位へ上昇しました。これは、過去何年間かの同社の成長傾向と積極的な経営を反映した結果です。詳しい情報は、 www.togotelecom.tg をご覧ください。
概要: Xtera Communications社
Xtera Communications社は、最高の容量・到達度・価値を提供するネットワークインフラの専門企業です。大企業や電気通信会社にソリューションを提供しているXtera社は、海底、長距離、リージョナル、メトロ、エンタプライズなどのアプリケーション向けに、多種多様な光およびIPのネットワークソリューションを提供しています。五大陸をまたがり展開をしているXtera社の光伝送ソリューションは、サービスプロバイダが新規展開により市場到達度を拡大・促進し、既存ネットワーク資産をコスト効果の高いアップグレードで拡張します。弊社のWANトラフィック管理向けIPネットワーキングソリューションは、効率的かつ柔軟にネットワークを最適化します。Xtera社の革新的な技術は、画期的な品質とパフォーマンスを提供し、お客様の成功を推進します。詳しい情報は、 www.xtera.com をご覧ください。
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