攻めのIT経営を実現する つのトレンド

2018. 12. 4 Tue.

ベルサール飯田橋ファースト

現在、世界中の企業が「デジタル変革」に注目し、新しいビジネスモデルへの転換と創造に取り組んでいる。

しかし、その多くは個別的なアプローチとなり、「部分最適」という従来型の成果に止まりかねず、真のデジタル変革を企業全体で実現することは難しい。

ZDNet Japan Summit 2018では、企業がデジタルを活用して新たな価値とビジネスを創出していくために必要な「攻めのIT」のアプローチについて、戦略・開発・インフラストラクチャ・現場改革の4つの軸から提示する。

開催概要

名称 ZDNet Japan Summit 2018 攻めのIT経営を実現する4つのトレンド
開催日時 2018年12月4日(火) 受付10:10~ 開演10:30~
会場 ベルサール飯田橋ファースト Access
主催 朝日インタラクティブ株式会社 / ZDNet Japan
対象者 ユーザー企業の経営者、CIO(最高情報責任者)、情報システム部門、経営企画部門、事業(ビジネス)部門の皆さま。
(※本セミナーはユーザー企業様を対象としております。ユーザー企業のご参加を優先するため、 ITベンダー様およびシステム開発事業者様のご応募をお断りする場合があります)
受講料 無料、事前登録制

本イベントはお申し込み受付を終了いたしました。

講演プログラム

10:30-11:30

基調対談(カブドットコム証券 × ランドログ × ZDNet Japan)

カブドットコムとランドログに聞く、デジタルによる新ビジネス創造の最前線

「kabu.com API活用による次世代金融システムの創造」
個人投資家へ 「リスク管理追求型」 というコンセプトのもとに、利便性と安定性を徹底的に追求した独自サービスを提供。「新しい投資スタイル」の啓蒙を図る。
・AI・Alternative Data活用
・ビックデータの高速分析で、予想価格を算出
・NFCの活用で口座開設の郵送手続を簡略化
・API(Application Programming Interface)について

齋藤 正勝氏 カブドットコム証券株式会社
代表執行役社長 齋藤 正勝氏

プロフィール

1966年生まれ。89年多摩美術大学卒業後、野村システムサービスに入社。第一證券を経て伊藤忠商事に入社し、オンライン証券設立事業の立ち上げメンバーに。設立に伴い日本オンライン証券(現カブドットコム証券)へ入社し、情報システム部長に就任。01年イー・ウイング証券と合併しカブドットコム証券と改称。 04年より代表執行役社長を務め、05年から取締役を兼務し現職。同社を大手ネット証券の一角へと成長させた。14年には、安倍内閣の「ITコミュニケーション活用促進戦略会議」のメンバーとして我が国のIT戦略にも参画。日本経済団体連合会幹事、証券コンソーシアム副会長、「金融制度委員会」、「情報通信委員会」メンバー等多岐に及ぶ活動も行っている。

近年、建設業における労働者不足が深刻な問題となっており、生産性向上が喫緊の課題となっています。
コマツ、ドコモ、SAP、オプティムの4社合弁会社として2017年10月に設立された弊社は、IoTを用いて建設生産プロセスの変革を加速させるオープンプラットフォーム「LANDLOG」を立ち上げました。
「LANDLOG」は建設現場に関わるあらゆる情報を収集・コト化し、APIを通じて多様なアプリケーションに提供することで、 パートナーシップによるオープンイノベーションによる ”安全で生産性の高い未来の現場”をめざしております。

木村 宇伯氏 株式会社ランドログ
CMO
木村 宇伯氏

プロフィール

2001年にドコモエンジニアリング株式会社(現:株式会社ドコモCS)へ入社。入社後は、法人向けLinuxサーバのプロダクト開発に従事。その後は、IP電話システム・直収サービス・スマートフォンを活用したメールシステムの構築などSE経験を積むとともに、法人営業・Wi-Fiビジネス企画・気象ビジネスシステム保守など、数多くの法人向けプロジェクトを手掛ける。近年は、営業・企画・開発・SE・保守と幅広く培った経験をもとに、IoTビジネスの企画を行う中でランドログ社の設立に参画。会社設立後は同社にて現職に至る。

11:30-12:00

ZDNet Japan Award

表彰式 および 受賞記念講演

13:00-13:50

セッション

なぜデータ活用が必要か?
ビジネス戦略につなげる本当のアプローチを探る

データやアナリティクスの活用が叫ばれて久しいが、日本企業でそれらの活用状況は、フル活用している領域と、従来通りのアプローチにとどまっている領域と濃淡の差がより鮮明になりつつある。
働き方改革、データドリブンな経営、IoTによるサービスビジネス、スマートファクトリーなど、それぞれの目的に応じたデータ活用のアプローチは異なって当然だか、ビジネス貢献につながるデータ活用を実践する、という視点は同じはずだ。
本セッションでは、真にビジネスに生かす為のデータ活用の環境や体制、運用に必要な観点やアプローチについて議論していく。

松園氏 SAS Institute Japan 株式会社
ソリューション統括本部
プラットフォームソリューション統括部
IoT & Advanced Analyticsグループ 松園 和久氏

プロフィール

2000年にSAS Institute Japanに入社後、半導体メーカーの品質管理システムや自動車メーカーでの補修部品の需要予測・在庫管理プロジェクトなど、製造業を中心とした数多くのプロジェクトに分析・システム構築のコンサルタントして参画。
2012年からはプリセールスへ異動し、製造、流通、電力事業者等幅広い業界に対して、データ分析や分析基盤の構築導入に向けた提案を行っている。

横溝 陽一氏 株式会社リガク
取締役 社長補佐 横溝 陽一氏

プロフィール

1979年慶應義塾大学機械工学科修士課程修了後、三菱商事(株)に入社。1986年MITSloan School 修士課程修了後、米国ベンチャー・キャピタル勤務を経て、1988年に三菱商事情報産業グループに帰任し、コンピュータ関連事業に携わる。2001年より経営企画部で社長やCIOの下、全社IT戦略を担当。2002年に米国SCM大手の日本法人i2テクノロジーズ・ジャパンの代表取締役社長に就任。2007年に(株)ローソンに入社し、常務執行役員CIOとして次世代ITシステム導入と全社業務改革に従事。2010年4月より慶應義塾大学理工学研究科特任教授に就任し、内閣府の最先端研究開発支援プログラム(FIRST)に関連して小池康博教授の研究支援統括者を務める。2012年6月より(株)リガクの取締役常務執行役員 社長室長、専務執行役員 営業本部長を経て、米国子会社 Rigaku Americas Presidentに就任。現在は(株)リガク 取締役 社長補佐をつとめる。

14:00-14:50

セッション

今こそ見直すべき、デジタル時代における顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)の重要性

近年、インターネットサービス利用者は「どれだけ迅速かつ簡単にサービスを使えるか」を無意識のうちに求める傾向にあり、ユーザーのニーズは日々複雑化していると感じられます。このようなニーズの変化を「デジタル時代」の変革の一環であると、我々ノキアは考えています。
さて、このような変化に対して、サービスを提供する企業側では、顧客体験のデータに基づいた「真に満足のいくサービス」をユーザーに提供できているでしょうか?この点について、各企業はまだ多くの課題を抱えているかと思います。
我々はこの課題を解決すべく、企業が「ユーザーそれぞれのニーズに対応したカスタマーサービスの提供」をオムニチャネルで、ゼロタッチでスムーズに展開できるよう、実現化に取り組んでいます。
本セッションでは、ノキアがご提供するソフトウェア(機械学習、自然言語処理、ボット技術)を皆様が導入されることで、いかに販売機能を高め、さらなる顧客満足度向上につなげられるか、私たちの事業内容をご紹介しながら、お話ししてまいります。

村田氏 ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社
ノキアソフトウェア営業本部長 村田 茂男氏

プロフィール

1996年、外資系通信・測定器ベンダー入社以降、通信事業者及び通信機器ベンダに向け、固定網及び移動体通信、3G,WiMAX,LTEにおける通信テスト・プローブソリューションの営業・ビジネス開拓に従事。2011年にノキア シーメンス ネットワークス株式会社に入社し、以降、通信事業者向けモバイルコア製品の営業・ビジネス開拓に携わる。

Vincent Foo氏 ノキア
ノキアソフトウェアマーケット開発アジア太平洋・インド ディレクター Vincent Foo氏

プロフィール

Vincent FOO is a Director, Market Development APJ & India, Digital Experience at Nokia Software.
Vincent graduated with B.Sc(Computer & Information Sciences) Merit from National University of Singapore
Vincent has close to 25 years of experience in the Telco & IT software industry, in consulting, sales, pre-sales and business development. His previous employers included Anritsu, JDSU and Oracle software.
Vincent is very passionate about customer experience, monetization and analytics as well as test as a part of the Telco IT business transformation towards a digital service provider.
Vincent has worked with all leading Asia Pacific, Japan & India operators such as Singtel, NTT Docomo, Telstra, nbn Co., Vodafone New Zealand, Bharti Airtel just to name a few on different aspects of technologies and applications.

15:00-15:50

セッション

デジタル変革とIT戦略の“真実”を語ろう!
マイクロサービス、コンテナ--IT部門が知るべき、新しいゲームを勝ち抜くテクノロジとビジネスの関係

「Docker」「Kubernetes」に代表されるコンテナ技術は、一部のネット企業や先進企業だけにとどまらず、いよいよエンタープライズ領域での活用に広がりを見せている。昨今のデジタル変革とIT戦略を支える次世代のシステム運用の在り方を、一般企業も考えていく必要がある。
既存システムをそのままクラウドへ移行する「リフト&シフト」、モノリシックなシステムから一部の機能を切り出す「マイクロサービス化」など、コンテナ技術を活用する目的やアプローチはさまざまだ。オンプレミスで運用すべきか、クラウドで運用すべきかという議論もある。これからコンテナ技術の活用を始める企業にとっての最適解とは何なのか。
本セッションでは、一般的な企業システムの中で、コンテナはどこまで使えるのか、どのような効果が見込めるのかについて議論していく。

河野 恭之氏 レッドハット株式会社
テクニカルセールス本部
アソシエートマネージャ
河野 恭之氏

プロフィール

ソフトウェア開発から製造業、金融のSEとして現場とシステム開発の橋渡し役を経験。その後SOAやBPMなどのミドルウェア製品のプリセールスエンジニアとして活動し、オープンソースの可能性を信じて2009年にレッドハットのJBossチームにジョイン。現在はレッドハットのミドルウェアとOpenShiftの販促活動に従事。

惣道 哲也氏 日本ヒューレット・パッカード株式会社
Pointnext事業統括
テクノロジーアーキテクト部
部長 惣道 哲也氏

プロフィール

オープンソースに関する調査・検証・提案・構築に従事。
主にクラウド/コンテナ/ビッグデータ/AI・Deep Learningなどに関する技術アーキテクト活動をしている。
ソフトウェア開発R&D部門、通信・金融・放送業界などのお客様向け案件への従事(インフラ構築・アプリ開発)を経て、2012年よりオープンソース技術を専門にする現部署へ。

16:00-16:50

セッション

セキュリティのラックがこっそり教える「働き方改革との上手な付き合い方」

働き方改革を成功させている企業はたったの12%です。成功確率を上げるためには社員のホンネを引き出し「働きがい」が何なのかを可視化し、それを向上させるために優先的に実施すべき施策が何かを考えていかなければなりません。また、多様性のある働き方の実現にはITの活用が不可欠です。
どこでも安全に働くことができる環境のためにガバナンスをどう利かせるのかを自社事例を交え具体的に説明します。

槻山 幸司氏 株式会社ラック
理事
マーケティング部
シニアコンサルタント
槻山 幸司氏

プロフィール

大規模インフラ構築案件のプロジェクトマネージャーや事業部門責任者などを務め、ITコンサルタントとして情報システム最適化計画策定やITインフラ観点でのセキュリティ設計・実装などを多数担当。直近では自社の働き方改革の推進メンバーとして活動し、その知見を外部へ積極的に展開している。

17:00-17:30

クロージングセッション

ZDNet Japan Summit 2018 終幕対談
常識という尺度を疑え!型破りの異才が語るデジタル戦略の神髄とは

松永 エリック・匡史氏 アバナード株式会社
デジタル最高顧問
松永 エリック・匡史氏

プロフィール

バークリー音学院出身のプロギタリストという異色の経歴を持つアーティストであり、放送から音楽、映画、ゲームから広告まで、幅広くメディア業界の未来をリードするメディア戦略コンサルティングのパイオニア。アクセンチュア、野村総合研究所、IBM、デロイトトーマツコンサルティング、PwCコンサルティングにてデジタルサービス日本統括を経て現職。ONE+NATION Digital & MediaのCEOとしてデジタル時代のイノベータとして活動。2019年より青山学院大学 地球社会共生学部 教授。青山学院大学国際政治経済学研究科修士課程修了。

シバタアキラ氏 DataRobot Japan
チーフデータサイエンティスト
シバタ アキラ氏

プロフィール

ロンドン大学高エネルギー物理学博士課程修了。ニューヨーク大学でのポスドク研究員時代に加速器データの統計モデル構築を行い「神の素粒子」ヒッグスボゾン発見に貢献。その後ボストン・コンサルティング・グループでコンサルタントとして、主にTMT/製薬業界でのデータ分析業務に従事。AIニュースキュレーションアプリ「カメリオ」を提供する白ヤギコーポレーションの創業者兼CEOを経て2015年にDataRobot Japanの立ち上げに一人目のメンバーとして加わる。

本イベントはお申し込み受付を終了いたしました。

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