クライアント仮想化への注目が高まってきている。IDC Japanの調査によると法人向けクライアント市場での仮想化率は2018年までに48.4%に達すると予測されている※。クライアント仮想化が注目されるのは、セキュリティ向上とIT部門による一元管理というメリットがあるからだ。
セキュリティという点で思い出されるのが2014年の大規模な個人情報漏洩事件だ。同事件では、ファットクライアントである既存PCからデータを抜き取られた。クライアント仮想化でIT部門が一元管理できる仕組みにすることで、こうした事件を未然に防ぐことができるものとして期待されている。
クライアント仮想化がもたらすメリットは、セキュリティ強化だけではない。日々の運用工数の削減や生産性向上、ワークスタイル変革に至るまで、活用メリットは多彩で、企業ごとの活用例はさまざまだ。
クライアント仮想化というと、莫大なコストがかかるというイメージが一般的に広がっているが、最近では小中規模から始められるものが出てくるなど、自社に適した“ムダのない”選択もできるようになってきた。
ここでは日々進化するクライアント仮想化の最新事情を紹介していく。
※出典 IDC Japan「国内クライアント仮想化市場 2014年上半期の分析と2014年~2018年の予測アップデート」、2014年12月
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