デル デスクトップ仮想化ソフトウェア「Wyse vWorkspace8.6」国内販売開始スケーラブルかつ柔軟なデスクトップ仮想化環境を実現

~Wyse vWorkspace8.6を中核として構築されたエンド・ツー・エンドの ソリューションでデスクトップ仮想化の導入を容易に~

デル株式会社(Cloud Client Computing)

2015-09-14 23:00

デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:平手智行、以下デル)は本日、高性能デスクトップ仮想化ソフトウェアの最新版、「Wyse vWorkspace 8.6」の国内販売を開始したことを発表しました。これによって、デルは、シンプルで拡張性とパフォーマンス性に富み、VDIコネクションブローカーソフトウェアを含むエンド・ツー・エンドのソリューションを提供する唯一のソリューション・プロバイダーとなります。



デルのデスクトップ/アプリケーションの仮想化ポートフォリオのひとつであるWyse vWorkspace 8.6により、お客様はVDI環境をビジネスに活用できるアジリティを手にし、デスクトップ仮想化による効率性と生産性の向上というメリットを享受することができます。Citrix、Microsoft、およびVMwareベースのVDIソリューションに加え、Wyse vWorkspace8.6が選択肢となることで、デルはエンドユーザーコンピューティングを変革するためのソリューションを、他のどのベンダーよりも多彩に提供します。



Wyse vWorkspace 8.6はWyseシンクライアントとの親和性が高いだけでなく、追加費用なしで利用可能なHTML5用のvWorkspaceコネクタ(HTML5テクノロジによる画面転送機能)が付属しているため、モビリティ用途への対応が大幅に向上し、ブラウザが搭載されている多様なデバイスをエンドポイントとして利用できるようになりました。このように、多くのデバイスに対応しているので、エンドポイントにクライアントソフトウェアをインストールせずにほぼすべてのデバイスからWindowsアプリケーション/デスクトップにアクセスできるようになるほか、Dell Chromebook 11などのChrome OSデバイスからもセキュアにVDIを利用可能です。HTML5用のvWorkspaceコネクタは、デバイス管理に工数をかけることなしにリモートアクセスの実現を望む教育機関のお客様やサービスプロバイダのために最適な、ユーザの個人所有デバイスを利用する「BYODプログラム」の実現をサポートします。これにより、ユーザは任意のブラウザを使って、VDI環境内に保護された自分のデータやアプリケーションに安全にアクセスすることができ、その一方でIT管理者は、会社支給のデバイスを提供していた場合に必要とされていた管理工数やセキュリティ要件を、大幅に軽減することが可能となります。



Wyse vWorkspace 8.6の主なメリットと機能は次のとおりです。



l コネクタソフトウェアのグローバル ローカリゼーション: Wyse vWorkspace 8.6のコネクタのユーザインターフェースに、ダブルバイト文字セット(DBCS)の対応が追加されました。コネクタソフトウェアをActive Directory環境上の日本語、韓国語、簡体字中国語などの非印欧語のOS上にインストールすることがサポートされるようになりました。



l ポリシーベースの展開と設定によりアクセスと設定手順が容易: ユーザのデバイスに互換性のあるvWorkspaceコネクタを自動的にインストールすることが可能で、vWorkspaceコネクションブローカーが初回のユーザ設定を自動構成します。ユーザはわずか数分で自分のデバイスをVDIに対応できる状態に自動設定でき、特別なトレーニングやマニュアルなしにコネクタの設定を完了させることが可能です。さらに、IT管理者はポリシー設定により、いつでも任意のユーザに対してVDI環境上のアプリケーションやデスクトップに対するアクセス権限を付与(または剥奪)することができます。

l Secure Access Serviceにより簡素化されたスケーリング: ファイヤウォール内に設置された1台のWindows Server 仮想マシン(VM)を介して、最大10,000人のユーザが安全にリモートアクセスすることができます。これらのSecure Access ServiceをホストするVMは負荷分散装置に対応可能な設計となっており、お客様やサービスプロバイダによる大規模システム導入のニーズをも満たすスケーラビリティを提供します。

l Wyse Streaming Manager(WSM)ソフトウェアによるユースケースに対応: vWorkspaceプレミアエディションを購入されたお客様、または同プレミアエディションの最新メンテナンス版を所有のお客様には、新たにソフトウェア保守契約の一環として、Wyse WSM 7.2が追加費用無しで提供されます。IT部門はWSMによって、ディスクレスのエンドポイント端末やクラウドデスクトップに対して、集中管理されているクラウドホスト型の仮想デスクトップイメージや仮想サーバイメージをストリーミング形式で提供することができ、それと同時に、仮想デスクトップ上で集中管理される部門別アプリケーションを画面転送方式で提供することができます。


l 多様なユニファイドコミュニケーションツールのサポート: VDI環境上で、Cisco、Lync、Avaya、Skypeなど、多様なユニファイドコミュニケーションツールをサポートします。


l Windows以外のネイティブ コネクタでの接続容易性の向上: vWorkspaceは、HTML5による画面転送をサポートするだけでなく、Windows、Linux、およびChromeベースの各デバイス対応するネイティブなコネクタアプリケーションを提供します。これらのネイティブ コネクタは、日本語、韓国語, 中国語のエンドポイント端末上でも利用できるため操作性が向上しており、多言語組織のユーザがアプリケーションやコンテンツに安全にアクセスすることが容易になります。



Wyse vWorkspace 8.6は、Microsoft VDIとvWorkspaceデスクトップ仮想化ソリューションに対応したデル独自のエンド・ツー・エンドのデスクトップ仮想化アプライアンスである「Dell Appliance for Wyse – vWorkspace」の中核的ソリューションで、お客様に統合インフラストラクチャにおける新たな選択肢を提供し、企業レベルのパフォーマンスを確実に実現するようデザインされています。vWorkspace 8.6は、あらゆる規模の企業・組織が、専門のスタッフやコンサルタントの介入なしに、高いコストパフォーマンスによってWindowsデスクトップ/アプリケーションの仮想化技術を利用できるように考慮されたデル独自のソリューションです。

vWorkspaceは、Microsoft Hyper-VとAzureの両プラットフォームのほか、その他のプライベートまたはパブリックのクラウドホスト型およびクライアントホスト型アプリケーション/デスクトップ仮想化技術をサポートしています。そのため、Azureクラウド上でvWorkspaceによって仮想化されたデスクトップ/アプリケーションだけでなく、クラウドとアプライアンスとの組み合わせによって多彩なハイブリッドクラウド型環境の構築も可能となります。



提供開始について:

Wyse vWorkspace 8.6は、デル、またはDell PartnerDirectのPreferredおよびPremierパートナー各社を通じて米国および世界で販売中。3年間の24x7サポート付きで1ユーザーシートあたりリスト価格42,000円(税別)で提供されます。



*Wyse vWorkspace 8.6は、デルのエンドツーエンドソリューションDell Wyse Datacenter for Microsoft VDI and vWorkspaceのコアソフトウェアコンポーネントです。



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