ZDNet Japan AD Special - ストレージ仮想化と階層管理を実現する「F5 ARX」--年率50%以上で増加するファイルストレージにかかるトータルコストを大幅に削減
企業におけるファイルストレージは年率50%以上で増加しており、それに伴うコストが増え続けているという現状がある。こうした増加するストレージにかかるコストをどれだけ低減できるかが重要な経営課題のひとつとなっている。こうした課題に有効なのがF5ネットワークスの提供するファイルストレージ仮想化製品「F5 ARX」(以下、ARX)が提供するファイルストレージの仮想化と階層管理だ。
ストレージの階層管理を実現するF5 ARX
シニアプロダクトマーケティングマネージャ
武堂 貴宏氏
現在、企業には大きく2種類のストレージがある。ひとつはOracleデータベースなどの構造化されたブロックデータを管理するためのストレージで、もうひとつはMicrosoft WordやExcel、CADデータなどの非構造化データが管理されているファイルストレージだ。
一般的に、高速なトランザクション処理と高信頼性が求められる構造化データを管理にはファイバーチャネル(FC)のディスクが使われるが、非構造化データにもFCディスクが使われるケースが多い。
現在、企業においてどちらのデータが増え、そのためのストレージにより多く投資しているかと言えば間違いなく非構造化データだ。理由は、非構造化データは、日々の業務で増え続けるほか、1つひとつのデータ容量が大きくなっているためだ。
また、コンプライアンスへの対応のために、これまでと比べ長期にメールデータをはじめさまざまなデータを保存する必要がでてきたこと、ディザスタリカバリを前提としたレプリケーション用のデータの重要性が増したことなども要因として挙げられる。
F5ネットワークスジャパン(F5)のシニアプロダクトマーケティングマネージャ、武堂貴宏氏は、次のように語る。
「たとえば1人あたり1GB程度のディスク容量を割り当てていた企業があったとして、現在ではその数倍の容量が求められるようになっています。あらゆる業務がネットワークやパソコンで進められることも多く、1つ1つのファイルのサイズも大きくなっているからです。米国は、すでに出荷されるストレージ容量全体のうち構造化データを管理するためのストレージよりも非構造化データを管理するためのストレージの出荷量が逆転しています」
企業が必要とするストレージ容量は年率50%以上で増加しており、増え続けるストレージに対する導入コスト(CAPEX)やデータ・マイグレーション、バックアップなどの運用・管理コスト(OPEX)などのトータルコストをどれだけ低減できるかが重要な経営課題のひとつとなっている。こうした課題に有効なのがF5の提供するファイルストレージ仮想化製品「ARX」だ。
ARXは、異機種混在するファイルストレージを仮想化することでストレージ環境の効率的な利用を実現するのはもちろん、アクセス頻度や重要度の高いファイルを高価なFCストレージに、あまり使用されないファイルをコストパフォーマンスのよい大容量のSATAストレージに保存するといった情報ライフサイクル管理に似たストレージの階層管理を実現できる。
このときファイルがどのストレージに物理的に保管されているかを利用者がまったく意識することなく使えることが必要だ。この仕組みは「グローバルネームスペース」と呼ばれ、ファイルのパスと物理ディスクの位置のマッピングを仮想化する機能によって実現している。
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