ZDNet Japan AD Special - 日々のルーチンワークに忙殺されていませんか?JP1による業務自動化で「コスト削減」と「企業力アップ」を実現
- 第1回:業務自動化で「コスト削減」と「企業力アップ」を実現
- 第2回:システムの稼動管理ツールでトラブルを予防
ルーチン化した仕事に追われ、システム担当者は毎日深夜まで残業という状況に陥っていないだろうか。こうした作業は、システムで自動化すれば効率的な処理が可能となる。一般的に自動化は、コストや手間がかかると考えられているようだが、業務の迅速化や人為的ミス撲滅といったメリットは、間違いなくコスト以上の効果がある。今回は業務の自動化を簡単に実現できる統合システム管理ツール「JP1」による業務自動化について紹介しよう。
ルーチンワークを自動化してコスト削減へ
日々の業務の中には、毎日同じことを繰り返す作業がたくさんある。たとえば、前日の業務処理のバックアップ。あるいは、営業時間が終了する夕方に各地の営業所や工場などから送られてくる受注データ、在庫データなどを本社に集めて行う集計処理など。これらの作業に当番や担当者を決め、人手に頼って行っている企業はいまだに多い。
人手によるルーチンワークの自動化を実現できれば、単純作業への人の介在を排除できるので、処理は正確となりケアレスミスの心配もない。そのため、昨今重要視されているコンプライアンスの確保にも効果は高い。
さらに、JP1であれば、バックアップ処理を待ってOSやアプリケーションを終了し、サーバの電源をオフするところまでを自動化する事が可能だ。これにより、担当者の残業を削減できるほか、消費電力の削減にもつながるのだ。なによりも、従業員がこうしたルーチンワークから解放され、本来「人」が行うべき創造力を発揮する業務に注力でき、企業力の向上が期待できるのである。
業務自動化には、まずは作業の洗い出しから
日立製作所が提供している統合システム運用管理「JP1」を利用すれば、大規模なシステム開発なしで日々行っているルーチンワークを容易に自動化できる。ジョブ管理製品であるJP1/Automatic Job Management System 2(JP1/AJS2)を、既存の仕組みに加えることで簡単に業務の自動化が実現するのだ。
JP1を使って自動化を行うには、まずは業務を構成する作業の最小単位である「ジョブ」を定義する。たとえば、データ収集、データベース更新、ファイル送信、メール送信などの作業単位が、ジョブとなる。
それらをJP1に登録したら、JP1の画面上でジョブのアイコンをドラッグ&ドロップしながら、ジョブ実行の順番通りに矢印でつなぐだけ。これで、「ジョブネット」と呼ばれるひとつの業務フローが完成する。ジョブを定義してJP1上でフローを構成するという過程で、業務手順が整理され、ビジュアル的にも瞬時に業務の流れが把握できるようになる。つまり、自動化したい業務の“見える化”が実現されるのだ。