ZDNet Japan AD Special - 日々のルーチンワークに忙殺されていませんか?JP1による業務自動化で「コスト削減」と「企業力アップ」を実現

商品の受注や部材の発注。請求書の発行や買掛金の支払。このような処理の多くでITシステムが使われている。ビジネス活動を継続するには、個々のデータベースやアプリケーションだけでなく、ITシステム全体の稼働状況をきちんと把握する必要がある。日立製作所が提供する統合システム運用管理「JP1」は、ITシステムの稼働状況を一元的に管理し、トラブル発生の予兆を見つけ出して未然に防ぐための機能を提供している。連載第2回の今回は、関連製品の機能まで細かく見てみよう。

サービスやシステムの稼働を監視する

 前回は、ジョブ管理製品JP1/Automatic Job Management System 2(JP1/AJS2)による業務の自動化とそのメリットを説明した。業務を自動化することで、日々のルーチンワークに費やす労力を省きケアレスミスを減らすことが可能になる。

 しかし、自動化した業務や、業務を動かす上で必要となるOSやアプリケーションが正しく動作していることは、どうやって確認しているだろうか。これらの動作が何らかの原因で滞り始めたとき、それをいち早く検知して対処する必要がある。業務システムの停滞はビジネス活動に支障をきたす恐れがあるので、絶対に避けなければならない。

見やすい画面上で稼働状況を一元管理

 こうしたリスクを回避し、業務の稼働状況を監視するのがJP1のサーバ稼働管理製品JP1/Performance Management(JP1/PFM)だ。OSやアプリケーションだけでなく、ウェブサービスの応答時間、仮想環境などさまざまな稼働状況を監視できるツールである。監視対象が多岐にわたっても、JP1/PFMの統一された操作方法で一元的に管理できるのが特徴だ。

稼働状況を見やすい画面で一元管理 稼働状況を見やすい画面で一元管理
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 JP1/PFMで監視し、問題に対応していくことで、提供している各サービスを健全なものに保ち続けられる。たとえば、データベースやウェブサービスを使う商品購買サイトの運用を考えてみよう。このサイトのウェブサーバが何らかの原因で停止した場合、提供しているサービスも停止してしまう。そこで商品を購入しようとしていた顧客は他のサイトに移ってしまい、販売機会を失うことも考えられるのだ。JP1/PFMを活用すれば、アラーム監視画面でサーバの稼働状況をひと目で確認できる。この画面には、システムや業務を構成するサーバが階層構造で示され、稼働状況がアイコンで表示される。問題発生時には、アイコンの色や形が変化するため、ひと目で確認できるほか、階層構造をたどると問題発生箇所を簡単に特定できるため、迅速な対応が可能になる。もちろん、サーバ下で動作するOSの各種リソースやプロセスなどの稼働状況もアイコンの色で一目瞭然だ。

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