使い勝手が良くなってパワーアップした「JP1」! 〜運用管理者にとってうれしい注目の操作性4つを徹底解説〜

万一の事態に真価を発揮するユニット検索機能

 サマリー監視画面で遅延している業務を発見した場合には、ユニット検索機能を活用すると、スムーズな対応が可能だ。

【1】遅延が起きた場合には、ユニット検索機能を活用しよう

 遅延しているジョブがある場合には、ユニット検索機能が有効だ。後続するジョブもしくは影響する業務が簡単に特定できるので、次の対処がスムーズに行える。実行エージェント、実行ファイル、パラメータ、開始日時/終了日時など、検索条件が豊富なため、絞込みやすいのが特徴だ。

【2】対処も検索画面から可能

 検索結果が表示されたら、検索結果のジョブに対して、ジョブネット検索画面から直接操作することもできる。たとえば、保留中のジョブがあった場合には、そのジョブにカーソルを当て、保留属性を変更することが可能。

 これまでの、ジョブネットエディタ画面での変更処理と比較すると、操作性が格段に良くなっていることが実感できる。

 さらにこの機能は、問題が発生した場合のみならず、サーバのメンテナンスでシステムを一時的に停止する際に、影響が出るジョブを検索してリストアップし、それらを一時的に保留するといった運用にも役立てられる。

http://japan.zdnet.com/extra/hitachi_jp1_200912/story/0,3800102065,20404067,00.htm
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