企業向けウイルス対策の定番が大幅アップデート ウイルスバスター Corp.10の新機能をチェック!

7月27日、トレンドマイクロから次期ウイルスバスター コーポレートエディション10(以下、ウイルスバスターCorp.10)のリリースが発表された。この製品は、クラウドとクライアントPC/サーバが連携することにより、中堅企業から大企業まで対応する製品となっており、企業向けセキュリティ対策の定番といえる製品だ。ウイルス対策から統合セキュリティ対策まで対応する幅広いラインナップと、集中一元管理の使い勝手の良さはそのままに、さらなる機能追加と機能強化が行われている。ここではウイルスバスター Corp.10の新機能について紹介する。

目的は「PCの負荷をより低く、最新の脅威に迅速で対応すること」

 トレンドマイクロのウイルスバスター コーポレートエディションといえば、中堅企業から大企業まで幅広く対応する、企業向けウイルス対策の定番といえる製品だ。高いセキュリティ機能を搭載していることはもちろん、ウイルス対策から統合セキュリティ対策まで対応する幅広いラインナップ、それに集中一元管理の使い勝手の良さが特徴となっている。

 そのウイルスバスター コーポレートエディションに新バージョン10 (以下、「ウイルスバスター Corp.10」が登場した。従来のバージョンが「8」であり、新バージョンが「9」を飛び越して「10」となったことからも、大幅なバージョンアップであることがうかがえる。その背後にあるのは、脅威の多様化と複雑化、さらにパターンファイルサイズの肥大化である。

 最新の脅威は情報の不正取得を主な目的とし、感染経路がWebやメール、USBメモリ外付けデバイスなどと多様化している上に、感染しても気づきにくいという傾向がある。攻撃は繰り返し行われるようになり、亜種も次々に登場している。これらのことから、特に社外でもインターネット接続を行うノートPCのセキュリティ対策が重要になってきているといえるだろう。

 ウイルスバスター Corp.10では、このような最新の脅威に対応するほか、ネットワークリソースの軽減を実現するため、多くの機能追加と機能強化が行われている。ここでは、特徴的な3つの機能について紹介しよう。

スマートスキャンによるクラウド/クライアント連携イメージ

スマートスキャンによるクラウド/クライアント連携イメージ

 まずひとつ目は「スマートスキャン」。この機能は、トレンドマイクロが次世代のセキュリティ対策として導入しているクラウドによるセキュリティサービス「Trend Micro Smart Protection Network (SPN)」のひとつである「ファイルレピュテーション」を利用する新しいファイル検索機能。SPNには、すでに「E-mailレピュテーション」「Webレピュテーション」が提供されており、ウイルスバスター Corp.10はファイルレピュテーション技術を利用したスマートスキャン機能を実装する初の製品となるわけだ。

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http://japan.zdnet.com/extra/trendmicro_200908/story/0,3800099945,20398137,00.htm
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ウイルスバスター コーポレートエディション 10 製品詳細
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提供:トレンドマイクロ株式会社
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