自社内に合計約800台の「FOMA N900iL」を採用、様々なブラウズ機能と連携し業務の効率化を図る

-IP電話ソリューション「comsip(コムシップ)」を活用し、大規模IP電話システムを構築-

日本コムシス株式会社

2005-11-08 00:00

日本コムシス株式会社(以下 日本コムシス、大崎本社:東京都品川区東五反田、代表取締役社長:島田 博文)は、10月24日より、既存の無線LAN/FOMAデュアル端末「FOMA N900iL」約300台に加え、新たに約500台を同社の品川本社ビルおよび大崎ビルに導入しました。同端末と標準SIPに対応したIP電話ソリューション「comsip(コムシップ)」は連携しており、大規模IP電話システムとして順調に稼動しています。

また、「FOMA N900iL」に加え、IP固定電話機を260台、そしてパソコン上で動作するIP電話用ソフト(ソフトフォン)500台分も追加で導入しており、既存の端末と合わせると、合計約2000台のIP電話端末が設置されたことになります。

今回の導入では、電話の発着信や転送機能に加え、「FOMA N900iL」を用いて「Notes(ノーツ)メール」、「スケジュール管理」、「お知らせ掲示板」などのブラウザ機能を利用できるようにしました。また、無線LAN環境にある社内のみならず、iモードを利用することにより、社外からでもこれらのブラウザ機能を利用することができます。社内ではモバイルIPフォンとして、また、外出先では通常の携帯端末として、一台でシームレスに利用できるため、業務効率をさらに高めています。さらに、ICタグを利用した入退室管理機能と連動させて在席状況を確認できるほか、Web上に掲載している相手の顔をクリック、またはタッチパネルに触れることで、ソフトフォンを通じて発信できる内線電話機能を導入しており、さらなる利便性の向上を図っています。同社は、今年2月から無線LANを用いたフリーアドレス化を展開しており、通信費を含めトータルコストの3割削減を実現しました。

今後同社では、一斉同報機能をはじめ、特別な操作をすることなく社内から発信される各種情報を携帯端末から閲覧できる機能や、各種の承認ができる様々なアプリケーションと連動させていく予定です。日本コムシスでは、「comsip」の営業展開を強化しており、大企業へのIP電話ソ
リューションの提供を目指しています。これに先がけ、更なるIP電話の活用法を創造するために、自社内で「comsip」の運用を本格的に開始しました。

品川本社ビル、大崎ビル全体へのIP電話システムの導入完了後は、全国の22ヶ所の支店や38ヶ所の営業所などに順次導入し、2007年3月までに全ての拠点での導入完了を予定しています。今後、自社での運用実績を基に、真のワンストップソリューションプロバイダーとしてネットワークソリューションとアプリケーションソリューションを組み合わせたシステムの設計から構築、保守、運用までトータルサポートを展開していきます。

(参考)
日本コムシス株式会社:
日本コムシスは、日本電信電話公社(現、日本電信電話株式会社)の通信設備の建設業務を目的に1951年に設立しました。2003年9月29日、同社は、サンワコムシスエンジニアリング株式会社(旧三和エレック)および東日本システム建設株式会社を含めた通信建設業界初の共同持株会社「コムシスホールディングス株式会社」を設立し、同一の株主の下に統合しました。日本コムシスでは、通信インフラの設備工事における実績と高度な技術力を基に業界のリーディングカンパニーとしてその地位を確立しています。特に、IT事業(2002年3月、システムインテグレータ認定)は、顧客のニーズに対応したソフトウェアの開発、およびシステムインテグレーション、ネットワークインテグレーションサービスなど、下流のネットワーク事業から上流のアプリケーション開発までを行う『ワンストップソリューション』を、大手企業だけでなく、商品/サービスの低価格化、スピード化を図り中堅規模の企業もターゲットに提供しています。


~この件に関するお問い合わせ先~
一般の方の問い合わせ先
日本コムシス株式会社
お客様デスク:0120―279564(つなぐコムシス)

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「FOMA N900iL」メニュー画面

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