フリースケール、Nokia、およびSymbian、初の3Gシングルコア・リファレンス・デザインを共同で開発

2006年2月8日米国フリースケール・セミコンダクタ・インク発表本文の抄訳です。

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社 2006年02月10日

Vodafoneは、3社の協業によるSymbian OSおよびS60ソフトウェアをベースにした3G携帯電話機のリファレンス・デザインに大いに期待

テキサス州オースチン、エスプー(フィンランド)、およびロンドン - 2006年2月8日 - フリースケール・セミコンダクタ・インク(ニューヨーク証券取引所銘柄コード: FSL、FSL.B)、Nokia Corporation(ニューヨーク証券取引所銘柄コード: NOK)、およびSymbian Limitedは、フリースケールのシングル・コア・モデムをベースとし、Symbian OSおよびS60ソフトウェアに対応した、世界初の3G携帯電話機用リファレンス・デザインを共同で開発します。このリファレンス・デザインは、ミドルレンジ3G市場に向けた初の具体的なソリューションとして、携帯電話機メーカーおよび通信事業者に提供します。これによって、製品開発時間を最大50%まで削減することを可能にします。

この新しいリファレンス・デザインは、フリースケールが数々の賞を獲得したMobile eXtreme Convergence(MXC)アーキテクチャに準拠したMXC300-30プラットフォームをベースとしています。このリファレンス・デザインにより、統合化されたシステムおよび検証環境が用意され、携帯電話機メーカー、通信事業者、およびシステム・インテグレータは、製品の市場投入をスピードアップすることができます。フリースケールは、2月13日からバルセロナで開催される3GSM World Congressにおいて、MXC300-30プラットフォームの展示を行います。

フリースケールの上席副社長兼ワイヤレス・アンド・モバイルシステム・グループ最高責任者であるフランツ・フィンクは、次のように述べています。「このSymbian OS S60をベースとしたシングル・コア・リファレンス・デザインは、次世代のローレンジからミドルレンジの3G携帯電話機の機能実装と、新製品の開発期間を劇的に削減するための強力なツールとなるでしょう。また、通信事業者の皆様も、加入者を増やし、3Gインフラストラクチャへの投資を回収することで、シェアの拡大を図ることができます。」

また、Nokiaのモバイル・ソフトウェア販売およびマーケティング担当副社長であるMattiVanska氏は、次のように述べています。「今回のフリースケール社およびSymbian社と当
社とのコラボレーションは、3GとS60の発展にとって大きなマイルストーンとなります。私たち3社は、ミドルレンジの3G市場に拡張性の高いソリューションを提供すべく力を合わせます。S60ソフトウェアは、基本的なモバイル機能と、現在の3G携帯電話に求められる高機能アプリケーションの両方を実現します。」

さらに、Symbianの製品マネジメントおよび戦略担当副社長であるJorgen Behrens氏は、次のように述べています。「Symbianは、低価格ミドルレンジ電話機の開発コストを削減し、製品の性能を向上させることに主眼を置いています。フリースケール社、Nokia社、そしてSymbian社のコラボレーションにより、携帯電話機メーカーの皆様は、より多くの3G電話を開発できるようになり、その市場投入までの時間を大幅に短縮することができます。」

ワイヤレス技術関連の設計と試験を専門とするElektrobit Group Plc(ヘルシンキ証券取引所銘柄コード: EBGV1)は、3G技術およびS60に関するノウハウを駆使して、このリファレンス・デザインを3Gリファレンス携帯電話機に実装します。この取り組みは、本日併せて発表された、Elektrobitの新しいSymbian OS S60対応3Gリファレンス電話機の開発イニシアチブをサポートするものです。

■ 通信事業者へのメリット

このリファレンス・デザインは、携帯電話機メーカーが主要な市場のニーズに対応するための支援をするだけではなく、通信事業者がユーザ数を増やして3Gへの投資を回収するための機会ももたらします。

Vodafone Groupの端末ディレクタであるJens Schulte-Bockum氏は「当社は、フリースケール社、Nokia社、そしてSymbian社によるMXC300-30プラットフォーム・ベースのリファレンス・デザイン開発イニシアチブに期待しています、2007年内には、Symbian OSをベースとした、より手ごろな価格の3G S60電話が投入されることを期待しています。」と述べています。

■ フリースケールのMXCソリューション

革新的なMXC300-30プラットフォームは、フリースケールが開発したMobile eXtreme Convergenceプラットフォーム・ファミリの1つです。MXCプラットフォームの中核となるシングルコア・モデム・プロセッサは、DSP呼処理機能とMCUアプリケーション処理機能を1つのチップに統合しつつ、相互依存性を排除することにより、それぞれの機能を別々に開発および最適化できるようにしています。MXCファミリには、2.75G EDGEソリューション向けのMXC275-30プラットフォームと、UMTS/WCDMA 3Gソリューション向けのMXC300-30プラットフォームがあります。詳細については、www.freescale.com/MXCのWebサイトをご覧ください。

■ フリースケール・セミコンダクタについて

フリースケール・セミコンダクタ・インクは、自動車用、民生用、産業用、ネットワーキングとワイヤレスマーケット向け組込み用半導体のデザインと製造の世界的リーダーです。フリースケールは、モトローラの一事業部としての50年を超える歴史を経て、2004年7月にニューヨーク証券取引所に上場しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界30カ国以上の国で、半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。フリースケールはS&P 500Rのメンバーであり、世界的な大手半導体メーカーです。2005年度の売上高は58億ドル(USD)でした。詳細は、 (リンク ») をご覧ください。

■ Nokiaについて

Nokiaは、広範囲にわたって携帯通信業界の持続可能な発展に常に取り組んでいる、モバイル・コミュニケーションで世界をリードする企業です。Nokiaは、携帯電話をはじめ、イメージング、ゲーム、メディア、ビジネス向けのデバイスやソリューションといった使いやすく革新的な製品を通じて、人と人、そして人と情報を結んでいます。また、ネットワーク通信事業者や企業向けの機器、ソリューションおよびサービスも提供しています(www.nokia.com)。

■ S60について

Symbian OS S60は、世界をリードするスマートフォン・ソフトウェアであり、市場の大手携帯電話機メーカーにライセンス提供されています。S60ソフトウェアのフレキシビリティにより、さまざまなハードウェア設計やソフトウェア構成が可能であり、市場ではすでにあらゆる形態のS60機器が出回っています。数々の賞を獲得したユーザ・インタフェース、新しいモバイル・サービスへの包括的なサポート、そして革新的なパートナ・ソリューションの可能性を備えたS60は、モバイル通信事業者やサードパーティ・デベロッパに、オープンでスケーラブルなビジネス・チャンスを提供します。S60関連のニュースやコミュニティの詳細については、www.s60.comのWebサイトをご覧ください。

■ Symbianについて

データ通信が可能な高機能携帯電話/スマートフォン用のグローバルかつオープンな業界標準オペレーティング・システム「Symbian OS」の開発で市場をリードするSymbianは、Symbian OSを世界の大手携帯電話機メーカーにライセンス提供し、モバイル業界の大手企業との間で密接な協力関係を築いています。2005年の第1~第3四半期には、2300万台を超えるSymbian OS搭載の携帯電話が、世界中の250社を超える通信事業者に販売され、Symbian OS電話の出荷台数は4800万台に達しました。Symbianは、英国のロンドンに本社を持ち、米国、欧州(英国のケンブリッジとスウェーデンのロンビー(UIQ Technology AB))、イスラエル、およびアジア(バンガロール、北京、ソウル、および東京)にオフィスを開設しています。

■ 媒体読者からのお問い合わせ先:

テクニカルインフォメーションセンター
Tel:0120-191014
Email: support.japan@freescale.com 

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文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。

(C) 2006 フリースケール・セミコンダクタ・インク

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