リアルタイムWebアクセス解析ソフト「RTmetrics」の最新版を販売開始

個を特定する機能を強化し、再来訪のカウント精度を向上させ PC/携帯 全てのWebサイトで より正確な分析が可能に

オーリック・システムズ株式会社

2007-06-14 11:00

オーリック・システムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 幾留 浩一郎、以下 オーリック)は、パケットキャプチャ型のリアルタイムWeb解析ソフトウェア「RTmetrics」(RTメトリックス) の最新版「RTmetrics V 6.1.0」、ならびに、取得したデータを自由に加工してビジュアライズを可能とするユーザインターフェース「EVx 3.3.0」 (エグゼクティブビュー)を、本日6月14日より販売開始いたします。 いずれも、出荷開始は6月15日予定です。
「RTmetrics」は、ネットワークに流れるパケット情報を取得するパケットキャプチャ型の革新的な最新アーキテクチャにより、従来のログ解析では困難な「リアルタイム解析」「複数サイト間の行動解析」、URLに表示されない「POSTデータ解析」など、アクセス情報の収集/解析を簡単な操作で行なうことができることから、国内240社、9,000サイト以上の解析に利用されています。
特に、「RTmetrics」は、ユーザの識別情報の取得が困難な携帯サイトや、ワンセグ、ゲーム端末、IPTV、RSSなどのアクセスにおいても、特別なアプリケーション開発や、サイトへの変更を加えることなくPCサイトと同様に簡単にアクセス解析ができることが大きな特長です。

ECサイトに限らず、Webサイトをマーケティング活動に活用する企業が増加していますが、個々の来訪者のサイト上での行動を正確に把握することが重要となっています。

最新の「RTmetrics V 6.1.0」では、セッションと個を特定する機能をさらに強化し、PC/携帯サイトを問わず、サイト来訪者の個々の行動をより高い精度で把握することが可能となりました。

また、モバイル検索エンジンへの対応の拡充など、特に、携帯サイト解析に必要な機能を強化しています。


■「RTmetrics V 6.1.0」の主な新機能
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(1) セッションごとに、同一来訪者の行動を正確に把握可能に
来訪者Aが最初にサイトを訪れた際、そのセッション(ID情報)をアプリキー (※1) の項目として登録しておけば、Aが再度サイトを来訪した時に、Aであることを特定できるようになりました。
これにより、任意の期間中に、Aが何回サイトを訪れたかを計測することが可能となります。
また、1人の来訪者の行動を、初回来訪と再来訪とを関連づけて、一貫してトラッキングすることができ、来訪者のサイトへのかかわり方を、より精度高く解析することができます。

(2) 個を特定する機能の強化により、個の特定と行動パターンの詳細分析が可能に
携帯サイト解析するユーザからの要望に応えて、既存のメンバ値 (※2) の表示内容を、アクセス情報から抽出した値で上書きすることが可能となり、セッションIDなど個を特定することが困難な値でのレポート表示ではなく、会員IDなどの個を特定可能な値で表示することが可能になりました。これにより、モバイルサイト解析にて多くご意見を頂いていた、個の特定とサイト内行動パターンの詳細分析の精度をさらに高めることに成功しました。

(3) モバイル検索エンジンなど、携帯サイト解析機能の強化
昨今ニーズの増え続けている携帯サイト解析のために、RTmetricsで使用している検索エンジン、ロボット、携帯端末名称の定義ファイルなど、携帯サイトに関する情報を中心に拡充しました。


■「EVx 3.3.0」の主な特長
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(1)処理能力の改善
これまでは、処理速度の観点からレポートデータの上位5000件を処理する仕様になっていましたが、全データを基に、より正確かつ高速にレポート表示が行なえるように、処理方法の見直しと改善を行ないました。
これにより各レポートのレスポンスが向上しています。

(2)キャッシュ機能の追加
一度集計・表示したレポートはキャッシュが作成され、同一のレポート要求に対して高速に表示が行なわれるようになりました。
社内で多くの人数が同一のレポートを見るような使い方の場合、高速なレスポンスが期待できます。キャッシュは3時間保持されます。

(3)HotSpot機能の改善
指定ページからのリンクのクリックを実際のWebページと合わせて表示するHotSpot機能で、HTTPSのページの表示にも対応しました。併せて、設定画面もより設定しやすいように改良しました。

(4)メニュー画面の多言語表示の改善
英語のメニューに対して各メニューの言語変換の対応表を別途準備する従来の形から、言語ごとのメニューを作成する仕組みに変更しました。これにより、管理者がメニューの内容を変更する際の利便性が向上しました。


■「RTmetrics V 6.1.0」および「EVx 3.3.0」の販売に関して
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
販売開始:2007年6月14日
出荷開始:2007年6月15日 (予定)

販売価格(参考価格):「RTmetrics V 6.1.0」450万円(税別) ~

※「EVx 3.3.0」は、「RTmetrics V6.1.0」をご購入のお客様に対し標準コンポーネントとして提供されます。
  また「RTmetricsV6.1.0」の保守契約を締結いただいた場合には「EVx3.3.0」も当該保守範囲となります。

※販売代理店は以下でご覧ください。
(リンク »)

用語解説

※1 アプリキー
RTmetricsで取得したデータでアクセス解析する際の評価項目 の1つ。アプリキーとして取得することで、ページ名、HTTPヘッダー、GET/POSTの引数などのアクセス中の任意の文字列を組み合わせて集計してレポートすることが可能。
※2 メンバ値
ログイン認証情報、cookie、セッションID、各種識別ID などユニークユーザの指標となる任意の値。RTmetricsで取得したデータでアクセス解析する際の評価項目 の1つ。


_______________________
◇「RTシリーズ」について◇
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
※「RTシリーズ」には、リアルタイムWeb解析を行う「RTmetrics」と、アプリケーション監視を行う「RTbandwidth」があります。

◆RTmetricsの特長
(リンク »)
RTmetricsは、パケットキャプチャ型の革新的な最新アーキテクチャにより、従来のログ解析型のWeb解析における様々な課題を解決した、高度なリアルタイムWeb解析アプリケーションです。
従来のログ解析では困難な「リアルタイム解析」「複数サイト間のパス解析」、「POSTデータ解析」など、より詳細かつ正確なアクセス情報の収集/解析を簡単な操作で行うことができます。

・リアルタイムなWebサイトの解析 (ビジネスレベル&タイム解析)
・容易な導入、低コスト・安全な運用 (人的コスト、システムリソースコスト)
・大規模アクセスWebサイトの解析
・マーケティング部門でのWeb解析運用 (ビジネスレベル解析)
・詳細なアクセスデータによる解析 (ビジネスレベル解析)

◆RTbandwidthの特長
(リンク »)
RTbandwidthは、従来のWeb解析ツールでは困難であった個別アプリケーション毎の応答性能や品質監視を効率的に、簡単な操作で行うことができる監視アプリケーションです。サイト訪問者へのサービスレベルを向上させるためにアプリケーション毎の監視ニーズが急増しており、従来は手作業で行っていた作業をRTbandwidthで自動化することで、資源や人手などのコストを大幅に削減できます。

・URL毎の応答時間性能の監視&レポート機能
・URL毎の稼動状況や品質(エラー内容)の監視&レポート機能
・URL毎のネットワーク帯域利用状況の監視&レポート機能

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]