カール、「VB」の画面、ロジックをリッチクライアント型Webシステム「Curl」に自動変換するツールを発表

・自動変換診断ツールを無償提供 ・VBのロジック及び画面をリッチクライアントCurlに自動変換 ・C/S型システムからWebシステムへの移行コストの削減と開発期間の短縮を実現

株式会社カール

2007-11-21 10:25

株式会社カール(本社:東京都中央区、社長:井藤 登、以下カール社)は、Visual Basic (以下、VB)で開発したC/S型アプリケーションを、「Curl」を用いたリッチクライアント対応のWebシステムに自動変換するツール群「V2C」を2007年11月21日(水)から提供を開始します。
今回提供するツールの詳細は以下のとおりです。

「V2C-アセスメント・ツール」 : 自動変換率の診断(無償提供)
「V2C-Screen」 : Visual Basicの画面コンポーネントの自動変換
「V2C-Logic」 : Visual Basicのロジックコンポーネントを自動変換
「V2C-DAアクセス・モジュール」 : 既存のDB資産と連結するサーバモジュール

VBなどのC/S型システムは、ユーザ・インタフェースの豊富さ、使い勝手の良さから現在でも多くの業務系システムで利用されていますが、インターネット網の活用や再配布等の維持運用コストの削減要求からWebシステムへの転換が望まれています。
しかしながら、C/S型アプリケーションをHTMLベースのWebシステムに移行した場合、ユーザーインターフェースの制約とレスポンスの低下が発生し、業務効率の悪化が大きな課題となっています。
リッチクライアント「Curl」はこの問題を解決し、C/S型システムと同等の操作性、使い勝手をWebシステムで提供することができます。

今回提供する「V2C」は、ライブラリ・ドリブン方式のツールでVBの画面及びロジック部分を自動変換することができます。
平均的な自動変換率は、ライブラリの準備状況に依存しますが、画面部分ではほぼ100%、ロジック部分に関してはアプリケーション固有に組み込まれたコンポーネント等への未対応コードから、60%から90%を達成しています。
また、自動変換率の見極めには、同時に無償提供する「アセスメント・ツール」を実行することで、リッチクライアント対応のWebシステムへの変換に必要とする開発工数をあらかじめ見積ることができます。

C/Sシステムをリッチクライアント対応のWebシステムに変更する総合的なシステム・インテグレーション(以下SI)サービスは、住商情報システム株式会社をはじめ、カール社のSIパートナが提供いたします。
V2Cを利用したシステム構築コストは、手作業による構築コストの概ね50%offを想定していますが、システムの複雑度等の諸要因により増減しています。

【V2Cの特徴】

1.アセスメント・ツールにより自動変換率を手軽に見積り可能
2.VBの画面及びロジック両方のコンポーネントを「Curl」に自動変換
3.既存DBとの連携モジュールを提供し、資産の有効利用が可能
4.VBと同等の操作性やレスポンスをWebシステムで提供可能
5.Webシステムへの移行コストの削減と開発期間の短縮を実現
6.既存C/Sアプリケーションと同様の画面、機能を提供することで、新システム利用開始に伴うトレーニングコストが不要

【V2Cの構成】
  (添付資料を参照)

【V2Cの詳細サイト】
株式会社カール、Curlマイグレーションサービス
(リンク »)

【会社概要】
株式会社カール (リンク »)
所在地 : 東京都中央区晴海1丁目8番12号
晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーZ
設立 : 2004年12月
資本金 : 10百万円
代表者 : 代表取締役社長 井藤 登
事業内容 : リッチクライアントCurl製品の販売/コンサルテーション/サポート。
ライセンス販売の他に、Curlブランドのマーケティングをイベント参加や広告を通じて展開中。

【リッチクライアント言語 「Curl」】
リッチクライアント言語Curlは、現在のWebアプリケーションの問題や課題を解決し、
高度かつ複雑なユーザーインターフェースをもつシステムの構築を可能にする次世代 型Webプログラミング言語。
HTMLのようなテキストフォーマットから高パフォーマンス3Dグラフィックスまで、 Curl言語は広範囲に渡る開発記述に対応します。
クライアントサイドに特化し、Webアプリケーションのユーザーインターフェースを画期的に向上。
さらに、OS、メーカを問わず、あらゆるサーバ製品との連携性を高めることで、データやシステムなどの既存資産を効率的な活用ができます。
95年にMIT(米国マサチューセッツ工科大学)で次世代のWeb開発言語として研究され、98年に米国Curl社を設立。
日本語版は03年より。現在、日本国内は大手企業を中心に340社以上が採用中です。


【本件に関するお問い合わせ先】
製品に関するお問い合わせ先
    株式会社カール 営業部
担当:田崎
TEL:03-5547-3866
E-mail:vb2curl@curlap.com

本資料に関する報道機関からのお問い合わせ
    株式会社カール マーケティング部
担当:杉本、杉浦
TEL:03-5547-3866

* 掲載の社名、商品名は、各社の商標、または登録商標です。

用語解説

Curlの機能概要

対応OS : Windows、Linux、Mac
ランタイムのサイズ(Windowsの場合) : 9MB
ロジック開発言語: Curl言語
画面設計言語: Curl言語
オフライン稼動: 可能
ブラウザ不要(独自フレームによる起動): 可能
外部DLLサポート: あり
ローカルファイルへのアクセス: 可能
複数サーバへのアクセス: 可能
Webサービスの利用: 可能。オープンソースでAPIを提供
開発環境: 開発統合環境Curl IDEを提供
無償版の提供: あり

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