ネットワークの「MOTTAINAI*」を解決するダイナミック省電力機能を提供

~新製品AX1240Sと、AX6700Sで省電力機能を強化~

アラクサラネットワークス株式会社

2008-12-10 00:00

アラクサラネットワークス株式会社(本社: 神奈川県川崎市 代表取締役社長 和田宏行 以下アラクサラ)は、ファーストイーサネット・レイヤ2スイッチの新製品AX1240Sシリーズと、ミッドレンジスイッチAX6700Sシリーズで、夜間や休日など、ネットワークの使用量が低い時に、ネットワークシステムを節電するダイナミック省電力機能を提供します。
今日、ビジネスインフラとしてのネットワークの利用が一層進展し、通信トラフィックが指数関数的に増加していることに伴い、ネットワーク装置の消費する電力が、無視できないレベルに達しようとしています。アラクサラでは、これまで低消費電力型の装置アーキテクチャの開発や、待機電力削減機能の開発など通じて、ネットワーク装置の低消費電力化を進めてまいりました。今後は、この考え方をさらに発展させ、ネットワークシステム全体の低消費電力化を実現する「ダイナミック省電力システム」という新たなコンセプトに基づき、一連の新機能を開発し、順次製品に搭載してまいります。
新たなコンセプトである「ダイナミック省電力システム」は、「必要なときに、必要な部分に電力を供給し、不要な部分は電力供給を削減または停止することで、電力消費の無駄を削減する」という考え方です。具体例としては、

夜間や休日などに、ネットワークが使用されない部屋に接続されているポートの電力供給を削減する
夜間や休日などに、利用されないネットワーク装置の電力供給を停止する(スリープモードとする)
トラフィックが少ない時間帯などに、ネットワーク装置の消費電力を削減する(省電力モード)

などが考えられます。
アラクサラでは、これらを実現するために、以下のようなダイナミック省電力機能をネットワーク装置に搭載します。


AX1240Sシリーズ
スケジュールスリープ機能
指定した日付(または曜日)の指定した時刻に装置の電源をOFF(スリープモード)/ONする機能
未使用ポート省電力機能
リンクダウンしているポートを省電力で運用する機能


AX6700Sシリーズ
オンラインでの省電力モードへの切替
通信を中断することなく、通常電力モードと省電力モードの間の切替を行う機能
待機系スイッチユニット給電OFF機能
冗長化したスイッチユニットのうち、待機系のユニットへの給電をOFFする機能
スケジュール機能
指定した日付(または曜日)の指定した時刻に省電力機能を自動的に制御する機能


新製品であるAX1240Sシリーズは、AX1230Sシリーズの上位モデルで、ダイナミック省電力機能の他に、各種のセキュリティ機能などを強化しており、2009年1月30日より出荷開始します。AX1240Sシリーズの詳細は別紙を参照願います。AX6700Sのダイナミック省電力機能については、今後の機能拡張リリース時に順次サポートして行く予定です。

アラクサラでは、今後もダイナミック省電力システムを実現するための機能を充実させ、ネットワークの一層の省電力化に取り組んでまいります。


AX1240Sシリーズモデル一覧/諸元表 (リンク »)


■ アラクサラネットワークス株式会社について
アラクサラネットワークス株式会社は、「快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献」を企業理念としています。情報ライフラインを支える概念としてギャランティード・ネットワークを提唱し、ネットワーク構築に必要な基幹系ルータおよびスイッチの開発から設計、製造、販売、保守のサービスを提供しています。

会社名 アラクサラネットワークス株式会社
設立日 2004年10月1日
代表者 代表取締役社長 和田 宏行
資本金 55億円
所在地 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 新川崎三井ビル西棟
従業員数 約320名 (2008年3月末現在)
URL (リンク »)



■ 商標名称等に関する表示
イーサネットは、富士ゼロックス(株)の登録商標です。
RSA SecureIDはRSAセキュリティ株式会社の登録商標です。
本文に記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

■ 製品に関するお問い合わせ先
アラクサラネットワークス株式会社 営業本部
〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 新川崎三井ビル西棟
URL: (リンク »)


■ 報道機関お問合わせ先
アラクサラネットワークス株式会社 広報担当 【担当: 新井】
〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 新川崎三井ビル西棟
電話:044-549-1706(ダイヤルイン)
URL: (リンク »)

用語解説

*「MOTTAINAI」について
環境の3R(Reduce, Reuse, Recycle)に加えて、自然に対する敬意(Respect)をあわせた概念を持つ日本語「もったいない」を、環境活動のための世界の合言葉にしようと、ケニアのノーベル平和賞受賞者、ワンガリ・マータイさんが提唱した。その後各種のキャンペーンや、テレビ番組などを通じて、広く知られるようになっている。
参考:MOTTAINAIキャンペーンオフィシャルページ: (リンク »)

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