ワイ・イー・データ、遠隔操作でデータ復旧サービスを行う、「仮想化HDD向けリモートデータ復旧サービス」提供開始

仮想化システムの採用増加やデータ持ち出し禁止のセキュリティ強化に対応

株式会社ワイ・イー・データ

2013-01-24 00:00

株式会社ワイ・イー・データ(本社:埼玉県入間市 取締役社長 濱田 兼幸、証券コード:6950、以下ワイ・イー・データ)は、仮想化技術を用いたクラウドシステムの普及やデータ持ち出し禁止のセキュリティ強化といったIT環境の変化とニーズに応えるために、「仮想化HDDリモートデータ復旧サービス」※1を、1月28日より開始いたします。この新サービスにより、当社のデータ復旧事業である「オントラックデータリカバリーサービス」のより一層の充実を図っていき、クラウドサービス普及によるユーザーニーズの多様化に応えていきます。
データ復旧を依頼する場合、HDDなど障害媒体をデータ復旧会社に送ってデータを取り出してもらうのが一般的な方法ですが、クラウドサービス普及による仮想化ハードディスク(HDD)の普及やセキュリティ強化のために、物理的に社外へHDDが持ち出せない場合が増えてきました。「仮想化HDDリモートデータ復旧サービス」は、障害媒体を外部に持ち出さなくてもデータ復旧を行えるもので、仮想化ソフトウェアに対応した新サービスです。各種企業や自治体、病院等、クラウドサービスを採用している各ユーザーに向かって、利便性向上を図りました。
※1:「データ復旧サービス」とは、様々な障害でコンピュータが読めなくなったデータを読み出して、ユーザーに返却するサービス。障害には、「論理障害(ソフトウェア上の障害)」と「物理障害(実際に基板、ヘッド、プラッターなどに起きた障害)」があります。





■「仮想化HDD向けリモートデータ復旧サービス」提供の背景
当社では「リモートデータ復旧サービス」をこれまでも行ってまいりましたが、最近のIT環境変化への対応強化が求められています。特に仮想化システムの採用増加により、システムを停止してHDDを業者に送付して復旧を行うよりも、システムを動かしながらデータ復旧を行いたいというニーズが高まっています。また、データ漏洩を防ぐために社外へのデータ持ち出しを禁じる企業も増えており、このような企業でデータが失われたときの復旧方法が課題になっています。こうした市場ニーズに応える方法として、特にVMware(ヴイエムウェア)※2を始めとした仮想化ソフトウェアへの対応力を強化した「仮想化HDD向けリモートデータ復旧サービス」が誕生しました。
※2: 「VMware(ヴイエムウェア)」は、 米国VMware社が開発した仮想化ソフトウェアです。

■「仮想化HDD向けリモートデータ復旧サービス」の概要と特長
「仮想化HDD向けリモートデータ復旧サービス」のサービス方法は次のとおりです。
(1)ユーザーから当社に「仮想化HDD向けリモートデータ復旧サービス」を申し込みます。
(2)当社からの連絡で、ユーザーが正常に動作するパソコンと「オントラックデータリカバリーサービス」のサーバーをつないだ後、接続診断のため、ユーザー自身で専用ソフトウェアをダウンロードします。
(3)サーバーへのアクセスが可能になった後、当社の連絡で、ユーザーから障害デバイスを接続してもらいます。
(4)当社の技術者が遠隔操作でデータ復旧作業を行います。
(5)復旧が完了したら、ユーザーからオントラックのサーバーとの回線を遮断して、作業完了となります。

【株式会社ワイ・イー・データ 情報通信ビジネス部情報セキュリティグループについて】
東証二部上場企業である株式会社ワイ・イー・データは、1994年に米国オントラック社と技術提携し、オントラック事業部(現在、情報通信ビジネス部情報セキュリティグループ)として、日本で初めてデータ復旧サービスを開始いたしました。以来19年間にわたってサービスを提供しています。当グループは、データ復旧ソフト「Ontrack EasyRecovery」、当社でお預かりしてデータを復旧するラボラトリデータ復旧、裁判や調査のためにデジタルデータを探るデジタル・フォレンジック、そして今回発表しましたインターネットを利用して素早くデータ復旧を行うリモートデータ復旧等、豊富なサービスと、多種多様の記憶メディア/OSに対応できる、高品質と迅速さで業界随一のサービスを提供しております。

このプレスリリースの付帯情報

リモートデータリカバリー接続概念図

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