エンタープライズ向け10GbpsスイッチAX6700S/6300Sシリーズで、 ネットワーク・パーティション対応機能を提供開始

ネットワークの仮想化を容易に実現

アラクサラネットワークス株式会社

2009-01-20 11:00

アラクサラネットワークス株式会社(本社: 神奈川県川崎市 代表取締役社長 和田宏行 以下アラクサラ)は、ひとつの物理的ネットワークを仮想的に分離し、複数のネットワークを構築できる「ネットワーク・パーティション」を実現する機能を、10Gbps対応イーサネットスイッチAX6700S/6300Sシリーズで提供開始しました。
公共ネットワークや大企業の社内ネットワークにおいては、複数の部門やサービスごとに分かれていたネットワークを、仮想的に同一のネットワークに収容することで、ネットワーク設備投資を効率化することが重要な課題となっています。

この課題を解決するために、アラクサラではVRF機能(*1)とVLAN機能(*2)を組合せて、ネットワークを仮想的に分離する、「ネットワーク・パーティション(別紙参照)」を開発し、提案してまいりましたが、このたびAX6700S/6300Sシリーズのオプションソフトウェアとして、提供を開始するものです。

アラクサラのネットワーク・パーティションには以下のような特長があります。
●L2スイッチのVLANを利用するため、複数のルータ上のVRF機能を利用して分離を行う場合に比べて、システム構築コストが低く、また運用管理の負荷が軽減可能
●パーティションに認証機能を実装したため、仮想的に分離した複数のネットワーク(パーティション)ごとに、不正アクセスが防止可能
●複数のパーティションからアクセス可能な、共用ネットワークを実現することで、部門間やサービス間で共用のサーバを利用可能
また、パーティションごとに独立したIPアドレス空間が設定でき、部門間でのIPアドレスの重複が可能、パーティションごとのネットワークリソースの公平性が保てるなど、ネットワークの構築・運用が容易になります。

提供する製品は、以下のとおりです。
  AX6300S/6700Sシリーズ用 ネットワーク・パーティション オプションソフトウェアライセンス
  標準価格: 300万円

このプレスリリースの付帯情報

ネットワーク・パーティション概念図

用語解説

*1: Virtual Routing and Forwarding
1台のLANスイッチの中に複数のルーティングテーブルを持たせることによって、仮想的に複数のLANスイッチとして動作させる機能。
*2: Virtual LAN
ひとつの物理的なLANを論理的に複数に分割して利用する方法。一般的にレイヤー2のイーサネットパケットにタグを付加することで、パケットの属する論理的なLANを識別する。

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