フルーク・ネットワークス、ビジネス・サービスの円滑な提供と運用を促進するネットワーク管理ツール「APA (アプリケーション・パフォーマンス・アプライアンス)」を発売

ネットワーク化されたアプリケーションのパフォーマンス問題の根本原因をすばやくピンポイントで特定

株式会社フルーク

2008-09-18 00:00

 テスターからネットワーク管理まで幅広いネットワーク関連製品を提供する米フルーク・ネットワークスの日本法人である株式会社フルーク(東京都港区、代表取締役社長:早川和己、資本金:1億円、以下フルーク・ネットワークス)は、ビジネス・サービスの円滑な提供と運用を促進するネットワーク管理ツール「APA(Application Performance Appliance:アプリケーション・パフォーマンス・アプライアンス)」を9月18日より日本市場において発売いたします。
 「APA(アプリケーション・パフォーマンス・アプライアンス)」は、統合ネットワーク・パフォーマンス管理システム「Visual Performance Manager 4.0( ビジュアル・パフォーマンス・マネージャー 4.0)」のコンポーネントとして、適切なトラフィック情報の取得と効率的な解析を可能にするネットワーク管理ツールです。「APA(アプリケーション・パフォーマンス・アプライアンス) 」による迅速な解析機能は、問題特定に要する時間の大幅な短縮とコスト削減に役立ちます。そして、ネットワーク化されたアプリケーションのパフォーマンス問題の根本原因をすばやくピンポイントで特定することにより、円滑なビジネス・サービスの提供とその改善に大いに貢献するアプリケーション・パフォーマンス・ソリューションです。
 「APA(アプリケーション・パフォーマンス・アプライアンス)」の価格はオープン価格。フルーク・ネットワークスでは、今回の「APA(アプリケーション・パフォーマンス・アプライアンス)」を企業IT部門やネットワーク技術者に向けて提供し、初年度の売上目標は7億円となっております。

■IT部門やネットワーク・エンジニアの重要課題である 「アプリケーションの円滑な提供や運用」 を実現
 従来、ネットワークやシステムの障害発生に基づく管理を行っていた企業のIT部門、特にネットワーク管理担当に対して、アプリケーションが正しく稼動しているかどうかを見極める責務が次第に高まりつつあります。その結果、今日「アプリケーションの円滑な提供・運用」が、IT部門にとって取り組むべき極めて重要な課題の一つとなっています。
 このように、企業のIT部門が「障害に基づく管理」から「パフォーマンス監視に基づく管理」に移行している状況に対して、「APA(アプリケーション・パフォーマンス・アプライアンス)」は、最先端のカスタマイズ化されたデータ取得用ネットワーク・インターフェース・カードを採用することで、より適切なトラフィック情報の取得と効率的な解析を可能とし、「ネットワーク化されたアプリケーションの円滑な提供」に役立つものとなります。すなわち、数多くのインシデントのうち除外してもよい事例をより効率的に例外処理することにより、IT部門が本来焦点を当てるべき最も重大な問題にのみに的を絞ることができるようになり、より効率的な要員の配備が可能となります。このように、APAを用いることで企業のIT部門やネットワーク・エンジニアは、より高度で効率の良いネットワーク管理が可能となります。

■全米で認められた、強力なPfM(パフォーマンス・マネージメント)ツール「Visual Performance Manager 4.0」
 「Visual Performance Manager 4.0 (ビジュアル・パフォーマンス・マネージャー 4.0)」は、分散型企業ネットワーク上のEnd-to-End(エンド・ツ・エンド)の拠点間ネットワークの「見える化」や、きめ細やかな情報に基づく深い分析、レベルの高いトラブルシューティング能力を実現した、ネットワークとアプリケーションのパフォーマンスを効率的に監視できるツールです。ソフトウェア解析エンジンの搭載や、データ・ソース統合機能の強化とともに、パフォーマンス劣化箇所のより正確な特定と迅速な問題解決を可能とし、マルチティアー・アプリケーション環境※においても、業務アプリケーション・サービスの円滑な運用とパフォーマンス管理に役立つものとなっています。ルーター等のインフラ・データ・ソース及び、専用のVPMマネージャーのデータ収集ハードウェア(VPM ASEs: Visual Performance Manager Analysis Service Elements)から発生したアラームと一元化して統括管理できるイベント・ビュアーや、実環境データに基づくインテリジェントなアラーム・ビューを搭載し、専門のネットワーク技術者だけでなく、ユーザーの視点で画面管理ができるという使い勝手の良さを持ち、LAN、WANの区別に関係なく幅広く使用できるソリューションとなっています。
 このように、「Visual Performance Manager 4.0(ビジュアル・パフォーマンス・マネージャー 4.0)」は、次の3つの重要な恩恵を、IT部門にもたらします。すなわち、 1)どのアプリケーションのパフォーマンスが劣化しているのかを容易に特定し、その原因をピンポイントで特定。 2)個々のクライアント/アプリケーション間応答時間のメトリクス(指標)を参照することで、無用な部門間の互いの責任追及の回避。 3)経緯時間に沿って視覚化したマルチティアー間の相関データを用いることで、マルチ・ティアー・アプリケーションのトラブルシューティングの簡素化による作業効率向上と平均修復時間(MTTR)の削減。等が可能となります。
 そして、今回のコンポーネント・ツールである「APA(アプリケーション・パフォーマンス・アライアンス)」による迅速な解析機能の提供により、より適切なトラフィック情報の取得と効率的な解析が可能になりました。

■CIOからネットワーク管理者、ネットワークエンジニアまで、企業のIT部門が待ち望んでいた、NGN(次世代ネットワーク)時代に向けた、高水準のネットワーク環境が実現!
 今回の新製品「APA(アプリケーション・パフォーマンス・アライアンス)」の提供により、統合ネットワーク・パフォーマンス管理システム「 Visual Performance Manager 4.0(ビジュアル・パフォーマンス・マネージャー 4.0)」の機能がより強化され、フルーク・ネットワークスのPfM(パフォーマンス・マネージメント)ツールは、ワンストップで企業や通信キャリアのネットワーク技術者の要望に応えられる環境をさらに整え、NGN(次世代ネットワーク) 時代に向け、QoS※を維持管理する高機能監視ツールとして高水準のネットワーク環境を実現します。PfM(パフォーマンス・マネージメント)は、統合化されたシステムによって、企業全体にわたり幅広い可視性、詳細な解析能力、そして迅速なトラブルシューティング機能とともに、融合を遂げつつある企業ネットワークのアプリケーション、VoIP及びネットワーク・パフォーマンス管理に奥深い洞察力を与えるものです。これにより、各企業の IT部門は、その ITインフラの価値とそのパフォーマンスを最大限に高めることができ、エンド・ユーザーからの高い評価を獲得できるものとなります。
 フルーク・ネットワークスは、日本を含めた世界中のユーザーのために豊富な経験と技術をさらに高め、IT部門の技術者の方々が、素早く意思決定できる監視ツールを今後も提供していきます。

<「APA(アプリケーション・パフォーマンス・アプライアンス)」の価格>
 オープン価格。

■フルーク・ネットワークスについて
フルーク・ネットワークスは、米国の精密電子計測器メーカーである「フルーク・コーポレーション」のネットワークス部門が2000年に分社化して生まれたネットワーク関連ツールメーカーです。「Network SuperVision solutions(TM)(ネットワークの可視性を最大限に高めるためのソリューション)」の提供を企業使命としており、お客様の重要なITインフラであるネットワークを常に最適な状況に保つための監視・解析やトラブルシューティングをサポートしております。現在、日本を含む世界50ヶ国以上で事業を展開しており、弊社の高品質・高付加価値ソリューションは既に世界20,000以上の企業ネットワーク、システム・インテグレーター等のネットワーク設計・構築の専門企業などで使用されています。
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※Aplication Perrformance Manager、Visual Performance Manager等の製品は、米フルーク・ネットワークス社の登録商標または商標です。
※その他記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

用語解説

※マルチティアー・アプリケーション環境:
ネットワークの普及により、コンピュータによるデータ処理は集中型から、システム負荷を軽減した分散処理方式であるクライアント/サーバ型に移行しているが、最近、TCP/IPネットワークによる分業形態として、クライアントとデータベース・サーバなどとの中間にアプリケーション・サーバを置く3層クライアント/サーバ方式がとられる傾向にある。このマルチティアー・アプリケーション環境は、3層とはかぎらず、空間的に離れたさまざまなサーバが連携して複雑な仕事を自動的に進めるシステム設計に変わりつつある。そのため、多くの利点がある反面、ネットワークが複雑になりがちになるため、ネットワーク、アプリケーション、サーバ等の障害切分けが難しくなる。

※QoS:(Quality of Service):
ネットワークにおけるサービス品質のこと。品質とは、伝送遅延、最低保証速度、ピーク速度、遅延のばらつき、といったパラメータを指す。

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